そのあとも岩城さんの
思い出トークは続きます。

でも私はリアクション無し。

岩城さんが気付きました。

「あれ、なんか悲しそう。
変な話しちゃったかな」

私は何か言おうかと
考えましたが、言葉が出ず。

私が黙ったのは、岩城さんから
この発言があったからです。

「高校生の時に、遊び友達の
女の子から電話があって、
実は少し前に妊娠して中絶したんだけど
誰の子だったのか分からない。
岩城君の子だったのかもしれないって
言われてさ、さすがにその時は
まいった!」

もう帰りてー、と思いつつ、
岩城さんの人間性への
興味もありました。

こういう腐ってる人とは
なかなか出会えない。