私が人の相槌を
観察するようになったのは、
夫の実家に行ってからです。

初めて行ったのは
もう15年以上前、
私が25歳の時でした。

「誰かが話していても、
この家族は相槌を打たないな」
という違和感。

私と母と兄は逆で、
「なるほど!」とか「へー!」とか
「すごーい!」などの
相槌を連発します。

大げさな相槌があった方が、
話す側も楽しくなると思う。

25歳の私は、
夫の家族に違和感を持ちつつも、
そこから逃げようとはしなかった。

逃げれば良かったのに。

ふーん、こういう家庭も
あるのかー、としか、
思っていませんでした。

あの頃の自分に伝えたい。

その家、やばいよ。