〜灯油〜




その日の義母は、夕方から美容室らしい。


前日の夕飯終わりに


「18時前ごろ、灯油屋さん来るから入れてもらって下さい」


と、言われた。


「えーと。車呼び止めるんですか?」


「もう頼んであるから、門開けといてくれればいいわよ」


「それで私は何をすれば?」


「お金払えばいいのよ」


と、ニタァ😏っと笑った…






義母は、1日の内8時間くらいキッチンで過ごす。


その為の灯油は自分で購入している。

(義母は給料手取り15万+年金+駐車場家賃+生活費はほぼ夫男くんの為、お金はあるハズ)



「人に灯油代払わせて💢アンタが払いなさいよ💢」


と、度々、夫男くんに怒るが

夫男くんがヒーターを使う事は無い。


私も、給料2万の身なので(後に4万に上がった)

夕飯準備時も、早朝5時の極寒でも、義母のヒーターを使う事はしない。




なのに、以前

8時に起きてきた義母に


「ヒーターくらい点けておいて下さいよ💢」


「コレ、点くまでに時間かかるのよ?気が利かないわね〜💢(自分が)寒いじゃないの💢」


と、キレられた。



いや、知らんがなムキー

勝手に点けて請求されても、払う金無いし。






そんな事もあって、

何が何でも点けない。触らない。






「お金払えばいいのよ」

ニタァ😏顔が頭から離れず気持ち悪いが、



まーまーまー。仕方ない。

と、言い聞かせて

二階に上がると


夫男が上がってきた。




私「明日、義母さん夕方、美容室だってさ」


夫「ふーん。じゃあ、どっか食べ行くか?♪」


私「いい。夕飯いらない、とは言ってなかったし。夕方、灯油頼まれたし」



夫「は?自分しか使ってない灯油、わざわざ自分の出掛ける日に頼んでんの?」


夫「金は?」


私「払えばいい、ってさ」


夫「うわ〜っ。図々しいっ」


と、

下に降りていった…





暫くして

ドアを開ける音、夫男が何かブツブツ言う声、義母の


「そのくらいの事で!」

「夕方います?って聞いただけじゃないの!」


と、叫ぶ声が聞こえてきた…



いや、聞かれてねーよ💧








当日、結局外食には行かず。


灯油屋さんは18時ごろ来る、というので

17:40ごろ門を開けておいた。


が、待っても待っても来ず…


義母には状況をLINEし、一応謝っておいた。




19時ごろ帰宅し、夕飯を食べ始めた義母が、

通りかかった夫男に


「門、半面しか開けなかったの?」

「半面じゃダメよ!全部開けなきゃ、わかるわけないじゃない!💢」


と、キレてる声が聞こえた。



プンプンそんなのコッチこそ

わかるわけないじゃない!💢💢




はぁー…