
今年も多摩美術大学の芸術祭へ。
家を出発する少し前に神田でカレーグランプリがあると知って気持ちが揺らいだもののこっちにしました。

まずは学食で昼食。
空腹じゃ楽しめませんからね。

カツカレー。
見た目通りの味がします。甘口。

多摩美の芸祭もなかなかの見応えがありまして、撮った写真はたくさん。
あまりコメントとかせずに、個人的に印象に残った作品やキャンパスの風景の写真を並べて行こうと思います。



















実際に自分が見た景色であろうがなかろうが学校の階段と言うのはノスタルジーに浸ってしまう場所。
俺も今月で29歳、社会に出てから7つ歳を重ねてしまいます。
なんだかんだ振り返ってみると学生だった時代はもうだいぶ前の話。
時間はあるけどお金のなかった学生時代と引き換えに、そこそこのお金の代わりに自由な時間が減ってしまった。
学生のうちにいろいろやっておけば良かったと後悔したことを活かして10年後とか20年後とかに後悔しない様に今生きて行きたいけど、なかなかうまくいかないもんです。
一つクリアしたらまた一つ課題が出てくるしね。
まあそんな感じで学生の輝きに目がくらんだり、おセンチになったりと。
一人でいると余計なことばかり頭に浮かんできてしまいます。
↓そんで、ここからは個人的に特に良かったなと思った作品

タイルの遠近法が真上から見た様でおかしいような気はするけど
ハッとするような鮮やかな色使いがキレイ。
西洋風な庭だけど堆肥の袋の日本語が効いてる。

雨の日の湿った風と匂いが漂ってくるような。
下手な写真より空気感を感じる絵ってあるよね。

春夏秋冬が一枚に描かれてる、
どの季節もそんなに嫌いじゃないけど、春は花粉症だし、夏は暑いし蚊が出るし、冬は寒いし厚着しなきゃいけない。
なんか年々四季があるのが鬱陶しく感じてきてしまっているんですけど、
その季節にしか見られない景色があると思うと悪いことばかりではないなと思えてきます。
実物はもっとキレイだったなー。

薄い紙が重なって陰影がついているんですがこれすごく綺麗でした。
丁度日の光がいい感じに当たっていて、作品自体が柔らかく光ってるみたいで神々しい雰囲気になってた。

ちなみに今年の中央ステージのゲストは「撃鉄」「踊ってばかりの国」「髭」。
三組とも名前は聞いた事があるけど曲は聴いた事無い。

大盛況の模擬店。
キャンパスは結構広いもので、歩き回ると結構腹が減ります。

韓国風ピタパン350円、これうまし。

餃子、ドリンク付き250円(たしか値引きされてた)
味とボリューム的は大した事ないけどドリンク付き(ウーロン茶かリンゴジュース)と考えると学生でもコスパ悪くもないでしょう。
そのあとはライブを見たりして早めに帰宅。
授賞式やら花火やらもありますが今年はパスで。
今年の審査員はtokyotribeの漫画家の井上三太さんだったそうです。

工芸学科で一つカフェオレボウルかスープボウルのようなものを買いました。
持った時の手の納まりの良さとフチの金色、内側の模様が気に入った。
手に取って見ていたらちょっと負けてくれたので。
早速今日これにスープを入れた。
あと金色の縁だけどこれレンジかけていいヤツなのかな。
作家物の茶碗と深めの器を使ってるけどかなり気に入ってる。
人の手で作られたんだなって感じられる物のほうが大切にしたくなりますね。