私は猟奇的な事件のノンフィクション本が好き
皆が見ている映画やドラマはあまり興味がなく
事実は小説より奇なりです。
読んでいた本の影響で、ずっと裁判傍聴に行きたかった
先日やっと行けました
昔、娘が療育手帳を取るのに診断してくれた医者が、私と目も合わせずに、薬物依存、人に騙されること、に気をつけて下さい。と言った。
耳を疑って復唱してもらったけど、同じだった
まだ小2の娘に大袈裟な。。と先生の冷たそうな横顔を見て思ったのを覚えてている。。
毎日、地方でもたくさん裁判が行われている
覚醒剤
殺人未遂
窃盗
業務上過失致死
傍聴券を当ててみたいな、とか色々考えたけど
傍聴券の必要のない、公判に行けそうだったのでそちらに決めた(パパさんは嫌だーと行ってくれなかったので、ひとり)
特定されるのは良くないと思うのでふんわり書いてみようと思う。
席に座ると、傍聴人は20人くらい
裁判官が入ってきたら全員一礼してまた座る
裁判長が真ん中で、横の2人は裁判官
検事と、弁護士、裁判の書記官?
裁判員の一般人等で、1人の人間を裁くのにそちらもやはり20人くらい
今回の被告人は知的障害の子だった
私も難しい言葉はよくわからないけど、検事が起訴内容を証拠とともに発言。それに対して弁護士が、知的障害があるので、責任能力よりも、まず福祉と更生、保護が妥当だと戦う
また検事が負けずに罪に問われない場合には心神喪失の状態でないとならない。心神喪失とは善と悪の区別ができない場合にのみ通用する。知的障害でも就労の経験もあり買い物もできていた。この場合は責任能力あります。というようなことを言っていた。
知的障害の子はIQ40代との発表あり
手錠をかけられ、無表情で警察官に囲まれただ聞いている感じ。
この子の親は今何をしているんだろう
私も娘に早く自立してもらって、生活できるかな?なんて思っていたから、知的障害の子の育児はそんな甘いものじゃないんだと思い知らされた
お嫁にいくなら婿をもらおう、とか思ってたけど、もう結婚すらさせたくないかもしれない。お家でパパとママとずーっと3人で暮らしていたいな。たまに怒っても、出ていけ!なんて言ったら最後、悪い人に騙されて悲しい人生になるのかもしれないな。
最近は携帯を欲しがったり、性についてもよく質問してきたり。身体は大人になるのに、心はマイナス5歳くらい。成人でも12歳くらいでとまるようなことを言われたような気がする。
とにかく切ない裁判デビューだった
とても他人事とは思えなかった
いつか当事者にならないように、自分の娘に対する態度を改めていけたら良いと思う。娘はママが大好き。でもパパの方がもっと好き。私はたまに冷たくしちゃうから。でもそうやって嫌われると全然言うことを聞いてくれなくなって悪循環。
嫌いな人の言うことなんて聞くわけないよね。
まずはもっと仲良くなれるよう、日々頑張ろう
なんだか今回は重い感じになっちゃってるけど、今日も夜に2人でお喋りしながらウォーキングしてからお風呂に入るのがルーティン化してきてて、楽しい!今ぐっすり眠りました。
本当に可愛い。もう少し言うことを聞いてくれると嬉しいのにな!