早期破水のため入院してからずっとマグセントという赤ちゃんの脳を保護する薬とそれを薄めるための液剤を点滴しています。
子宮の収縮を抑える役割もあるみたいです。
病院によって様々ですが、衛生上や感染リスクを減らすため点滴の針はだいたい4日ごとに差し直ししています。
点滴漏れで泣いた話はこちら⤵︎
点滴の針は
絶対に抜いてはいけない
のです。
なぜなら緊急手術になったときのリスクを減らすため。
具体的な一番のリスクは、母体が手術時に大量出血があった場合、
すぐに輸血ができないことです。
ちなみに点滴の針の種類は何種類かあり、
血管の太さによって変えるのですが、
今回は手術を見据えて太めの針を入れました。
この針を入れるまでがまた大変で....
点滴の液を流し続けたことで、血管が脆く固くなり、点滴の針が入らないのです。
(針自体は血管の中でなくても皮膚でも刺さるのですが、針を引き抜くと同時に細いチューブを血管内にドッキングしなくてはならないのです。)
点滴には4センチの太くてまっすぐな静脈が必要です。
祈るような気持ちで4人の看護師さんの選手交代を見守り、最終的に先生がやり遂げた時には心の中でスタンディングオベーションでした
使える血管がないくらい血管ボロボロで、腕にも注射の跡が沢山できましたが、体力の回復と同時に治っていくみたいです。
人間の治癒力ってすごい✨