Sweet 90's Blues「Ready Steady Go!」 | i drunk liquor shop 別館

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何に酔っているのか、、、音楽の事、ファッションの事、日々思ったり感じた事を戯言に。
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90年代かく語りき

 

今日は並木橋の名店「Ready Steady Go!」のお話!

店主はアメリカ大好きで基本アメリカ物か日本のスモールブランドしか着ないってイメージ

実際合っているんですがw

UKレゲエが大好きで今でもクラークスのイングランド製を追い求めるブリティッシュラバーな側面もあるんです 笑

そのきっかけとなったと言っても過言ではないのがこのお店。

 

場所がわかんない方に簡単に説明すると

渋谷駅から明治通りを恵比寿方面に歩いて、並木橋の動く公衆トイレ(まだあるのかなぁw)を右折して

supreme代官山まで行かない辺りにあります。

悲しい事に今調べていたら実店舗は閉店しており、webのみだそうです、、悲しい、、。

 

中学、高校の頃、兄と一緒にブラーやオアシスを聴いていて、デーモンが着ているライン入りのフレッドペリーを探し求め

たどり着いたのがこの店でした。

当時もUKをメインに置いている店はそんなに多くなくて、裏原にあった「Perv」ぐらいでしたかねぇ

今思えばパーヴはパンクやカルチャー寄りで、レディステディゴーは正統派のブリティッシュスタイルって感じでしたね。

今もし行くのなら断然パーヴなんだけどもw だってマッシヴアタックのレコードにワールズエンド、マルコムマクラーレンとか

アキュパンクチュアーのスニーカーとか、絶対今好みなんですけどw

まぁ今日はレディステディゴーのお話なんでさておき

 

中学高校の自分にはかなり敷居が高かったと思います 笑 今思えば。

紳士服のお店って感じで、UK製のスーツとか、ジョンムーアのブーツにトリッカーズのウイングチップブーツ。

全部高くて手が出なくて、どれも憧れでドキドキしながら見ていた記憶。

そんなキッズたちに買いやすい値段で置いていてくれたのがオリジナルのロゴ入りアイテムで

今でこそそんなの誰でも作れるけども、あの当時からしたらドヤ顔で街を歩けたアイテムでした。

頑張って一万円ちょいするUK製のフレッドペリーが精一杯MAXだったけどもw 色々なブランドに囲まれてたっすねー

今は息子のブランドの方が有名なジョーケイスリーヘイフォードとか日本に上陸してダサくなる前のダファーとかもあったなぁ。

 

「さらば青春の光」だったり「トレインスポッティング」なんかを見てどんどん感化されるんだけど

背も高くなくてちょっと地黒で、太もも太くて足も長くない自分にはどうにも当てはまらないって気が付いてしまって

そこら辺のブランドをどんどん着なくなっていくんだよね。

大人になって、実際にロンドンに行ってみてわかったことだけど

アメリカよりもちょっと冷たい感じがして、空がどんより曇っているのに伝統的な街並みがくすんで見えないっていう

イギリス特有のイメージを目の当たりにした時には、あの頃聴いていた音楽や洋服たちが繋がった気がしたもんです。

 

この店が無かったらどうだったろうって考えます。

イギリスの音楽や文化、今みたいに抵抗なく触れることができたかなぁって。

僕はアメリカ古着全盛で猫も杓子もヴィンテージって時代を見てきた世代だけど、少し離れたところからそれを見ていて

こういう店の価値観なんかと比較しながら、自分の好きな物や自分に合う物を探し求めてきたから

ホント、いい意味でも悪い意味でも偏りない感じになったと思っておりますが

さて皆さんはどないなもんでしょうね?w

 

という感じで、UK寄りの大好きな曲を何曲かおいておきますねー

マニックが今聴くと一番泣けてきた

 

また見てね!!

バイバイ!!