引用:リサ・レネイ Taurus Aolar Alchemy2024.5 - ブログ (energeticsynthesis.com)

 

 プレデターマインドやネガティブエゴは、恐怖の周波数で動く精神的恐怖プログラムであり、人格が何らかの脅威にさらされているという体感を刺激し、個人の消滅や死に対する感情的恐怖を表面化させます。

 このような多くの恐怖が潜在意識とペインボディから湧き上がり、それが意識の中で中立的な視点で観察されるスペースが与えられなかった時には、自動的な衝動と反応が生じます。

 恐怖が否定されたり抑圧されたりすると、精神的な障壁や感情的な異常が生じたり、精神体や感情体の中に死んだエネルギーが蓄積する場所ができて、更に体に蓄積された痛みが発生していきます。

 

 深い恐怖に直面することを避けると、その立場を守る為に偽のアイデンティティが意識の前面に置かれ、表面上の恐怖から絶えず目をそらす対処法として、それを自分であると認識するようになります。

 結局のところ、経験するあらゆる恐怖は、ネガティブエゴのプログラムに組み込まれたものであり、生存に対する脅威が知覚されることで、潜在意識の恐怖を刺激するように設計されています。

 ネガティブエゴの恐怖のプログラムが奴隷制を生み出し、奴隷を生み続ける為に使われる設計であることをよく理解すれば、個人的な恐怖が実は自分を束縛の中に閉じ込めておく為に地球上で使われているメカニズムであることがわかってきます。

 

 恐怖に支配されることを許すということは、恐怖の罠に嵌って自分自身を奴隷にしていることになります。

 基本的に恐怖プログラム、すなわちネガティブエゴは、恐怖と死を送信し続けるフィードバックループを介して魂を捕らえ、奴隷にする為に、ネガティブエイリアンによって作られたものです。

 

 ネガティブエゴの層には、ペインボディに自律神経をトリガーするボタンを備えられており、神経系全体に心理的・感情的恐怖の感覚を放出します。

 そのため、恐怖のショックで麻痺し、恐怖に直面することを拒否します。

 個性の源として自分のマインドを自己として同一視すると、その人は本来の自分の霊的な源や真のハイヤーセルフから切り離されます。

 その結果、感情的な恐怖や不安を引き起こすループ思考を経験し続けることになります。

 

 そのパターンを意識化することによって恐怖と向き合うと、その恐怖を中立的に観察することができます。

 その瞬間、あなたは恐怖のパターンを「自分自身である」と同一視しなくなるのです。

 中立的な観察者の段階では、最も暗い恐怖の無意識の側面をマインドの表面に出してきて、それに光を当てます。

 これにより、多くの場合、恐怖に関連するネガティブなパターンや感情的な負荷が解消されます。

 

 結局のところ、恐れと自分を同一視するのをやめて、マインドの中にある思考と一体になるのをやめると、自分の考えや感情を明瞭かつ首尾一貫して表現することができるようになりますが、自分の発言が自分の感覚に影響を与えることに違いはありません。

 

 マインドが自分を定義するものだと信じずに自分を表現できた時、それが正しいか間違っているかに関わらず、あるいは他人が自分の発言をジャッジしたかどうかは関係無く、自分自身を完全に表現することができるのです。

 このどれもが、あなたの自己意識や、より深い繋がりとは関係無いのです。

 

 恐怖を完全に解決するには、死に関する信念や感情に平安をもたらす必要があります。

 死に対して抱く葛藤は、未解決の霊的な葛藤や神との関係に深く関係しています。


 私達は皆、人生の中で、死にゆく過程を経験するのに匹敵するような移行期に遭遇することになります。

 これは自分を深く変容させるサイクルであり、人生の道筋に沿って節目となる出来事として現れてきます。

 これは霊的発達の段階を示すものです。

 私達は皆、死という移行期を迎えることになりますが、意識の旅において避けられない次の段階に向けて、自分自身を準備することが重要です。

 

 様々な信念体系のレンズを通して、死の過程を認識する様々な方法があります。

 重要なのは、死の過程に関する自分自身の個人的な信念や経験的知識を探求し、自分の中で死と和解したという境地に達することです。

 それは恐怖を克服する為に癒すべき第一の葛藤でもあります。

 

 人間がネガティブエイリアンから受けた意識の消去のプロセスから受け継いできた最も麻痺させる恐怖のひとつは、未知のものや死後に何が起こるかを恐れることです。

 これは、本当の霊的アイデンティティと歴史を奪われ、多次元的存在としての自分を思い出せなかった結果です。

 

 重度のトラウマや虐待を受けた人は、この死の過程に伴って、未解決のスピリチュアルな葛藤に関連する恐れが煽られ、深刻な信仰の危機を抱えています。

 内なる恐れや不安が激しく高まり、手に負えなくなって惨めな気持ちになった経験を1年以内にしたなら、死に関連する個人的な恐れに対処することに関連して、恐れの原因を解決することに時間を費やした方が良いでしょう。

 死の過程に備えるとき、私達は自我のマインドの死を理解します。

 これはスピリチュアルな旅で、自分の意識を発展させる為の取り組みの重要な部分です。

 

 たいていの人は、地球が次の次元に移行したのに、地上での人生を振り返って何を経験したかを振り返ることもありません。

 肉体を脱いだ元人類と交信した時、最も多かったのは後悔でした。

 彼らが自分の人生でなぜもっと多くのことをしなかったかと後悔しているのです。

 それは、無条件にみんなを愛せなかったことへの後悔であり、自分や地球のタイムラインを変えることができなかった後悔、そして未来の世代の生活を向上させるような重要な出来事を、自分の恐れによって成し遂げられなかったことへの後悔です。

 肉体を失った後も旅は続いていきます。

 それは、私達が地上で過ごした一生よりももっと現実的なものなのです。