引用:リサ・レネイ Psycho-Emotional Healing - アセンション用語集 (ascensionglossary.com)

 

 心理・感情ヒーリングに取り組むことができるようになるのは、自己認識のレベルが高くなってからであり、それは献身的な自己探求の結果起こるものです。

 自分の感情的なトリガーに気づき、感情的な痛みの本当の原因を見つけるプロセスは、自己観察と自己認識の向上によって行われるからです。

 

 献身的に自分を観察し、マインドの機能的側面を徐々に識別することによって、人は自己の意識を直接経験することができます。

 この意識が自分のマインドの一部に繋がっているポイントは、人生を通して自分を導く思考・感情・経験の全てを形成するものです。

  観察と自己探求を通じて、自分の心理的・感情的行動パターンの内容に気づくようになります。

 

 心理・感情的とは、人間の内面や表現された感情との間で抱くあらゆる種類の心理的相互作用を表す言葉です。

 ほとんどの人は、思考から最初に発生した感情の質を感じます。

 そして、その人の信念体系に裏付けられた思考により、表現される感情と行動の質が決定されます。

 ですから、私達がある事を考えたり、ある出来事や人を連想した時に、どのような感情を感じているのかを意識することが大切です。

 

 あらゆる種類の内部刺激・外部刺激に対して、自分の感情的な関連性や心理的な相互作用を観察することができるようになると、思考と感情との間に作られた繋がりが見えてきます。

 これにより、私達は次の段階の自己認識に進むことができます。

 

 それは、思考の源泉を辿り、それに割り当てる価値や背景を自ら決定することです。

 その源泉は信念体系の根底にあるものであり、外面的な行動や態度を形成する内なる動機の原因となるものです。


 観察を通して心理感情の認識を発達させて改善すると、観察と同時に自分の精神状態や無意識の領域に変化を起こすことができます。

 その精神状態と内的思考の変化は、外的行動と身体的行動に影響します。

 これは環境にどのように反応し、人間関係や社会的状況の中で相互作用するやり方を変化させます。

 ここで、あなたが様々な感情を感じていると想像してみてください。

 その感情はどのような思考から発生したのかはわかりません。

 自然発生的にあなたの体に感情が発生し、それらがあなたの意識を征服する可能性があるので、それに細心の注意を払う必要があります。

 これは、どこからともなく湧き上がってきた感情の波のように感じられ、特定の感覚で体が満たされることがあります。

  直接の理由もなく、ベッドから目覚めると悲しく感じたり、重く感じたり、あるいは軽くて幸せを感じたりする日があるかと思います。

 

  感情の感知能力が更に発達すると、その瞬間の自分の感情を簡単に識別できるようになります。

 そして、言葉の背後にあるエネルギーを感じたり、他人の感情を感じたりできるようになります。

 例えば、自分自身や他者の中にあるネガティブな感情を、鋭さ・重さ・苦しさ・割れたガラス・ぬめり・武器のような感覚で感じ取ったりします。

 あるいは、自分や他者の中にあるポジティブな感情を感じ取ると、浮かれて、楽で、リラックスして、流れがあって、広がりがあって、調和が取れているように感じるかもしれません。

 

 これらの感情的な生気は、ペインボディとしても知られている本能的なマインドから、体で感じることができます。

 あるいは、ハートセンターから感じることができる高次の感情を経験することもできます。

 

 多くの場合、私達は、人類の集合意識の感情体を感知しているか、アセンションサイクル中に惑星体に起こっている大きな動きや移行を感知しているかもしれません。

 更に、多くの異なる技術機器や主流メディアから、ELFの電波で送信されたマインドコントロールの周波数を受信することもあります。

 

 意識的な思考形態が存在しない場合でも、体は神経学的なマインドコントロールのこ電磁気流に自動的に反応したり、地球の磁気の動きに起こる変化を感知したりします。

 この時期の地球上の多くの人々は、自分の体の中で実際に感じていることを表現するのが苦手です。

 論理的に理解できなくても、自分が感じていることに言葉を与えてみましょう。

 その感覚をシンボルとして捉えて、それが何であるかを特定する為に作業することができます。

 私達が自分の体の中で感じている感覚の種類をより深く認識し、思考や感情が実際にどこから来ているのかを追跡することができれば、それを識別することが遥かに簡単になります。

 特定できれば、それを除去したり修復したりして、自分の体や意識に悪影響を与えないようにすることができるのです。

 

 私達は、それが何であるかを識別し、感情の質を割り当てたり、自分の体が拾っているエネルギー振動を識別することができるようになるまで、集合意識のネガティブや惑星のマインドコントロールの伝達をクリアすることはできません。

 現在、人類と地球の集合意識体には多くの感情的トラウマが表面化しており、多くの人がそのトラウマを拾って、個人的に感じているのです。

 

  心理・感情的トラウマは、突然で衝撃的な出来事から生じることがあり、その出来事の結果、その人がアイデンティティの感覚を強化する為に依存していた人間関係や社会構造を解体する人生の変化を経験します。

 アイデンティティを強化していたものを失ったり、グループや信念体系への帰属意識を強化していたものを失ったりすると、自我/人格は脅威を感じ、希望が無いと感じることさえあります。

 

 自我人格の補強を失うと、人格が解体する段階を経て、感情的トラウマの潜在的な層が表面化するのを感じるかもしれません。

 トラウマになるような出来事は、たとえ身体的な損傷がなくても、心理・感情的な傷がペインボディに影響を与えることがあります。

 

 幼児期に心理・感情的なトラウマを負っていながら。それに対処しなかった人はたくさんいます。

 自我が解き放たれ始めると、自我によって覆い隠されていた過去の痛みがより深く感じられるようになり、その経験が始まります。

 環境の中の出来事が、過去の深い感情的な痛みや潜在意識の中に埋もれていた痛みを誘発することがあり、この古傷を誘発する外的な出来事によって痛みが高まっているように感じます。

 

 心理・感情的トラウマには、人に影響を与える共通の要素があります。

●その出来事は、突然で衝撃的な認識を伴うもので、全く予想外のものであった。
●その人は、起こったことに対する準備ができておらず、トラウマで危機的な結果や後遺症に対処する準備もできていなかった。
●その人は、その出来事を防ぐ為にできることは何もなかったという無力さを感じた。

 

 心理・感情的トラウマを発生させるのは、必ずしもその出来事ではなく、その出来事がトラウマになったかどうかを決定するのは、その出来事に対するその人独自の経験です。

 

 たとえそれが集団的なトラウマや、より大きな惑星の出来事に関連している場合でも、人それぞれ、その出来事を自分の独自の方法で処理できる可能性があります。

 トラウマになった出来事は、たとえその出来事によって身体的なダメージが無かったとしても、当事者に深刻な心理的ダメージを与える可能性があります。

 

  トラウマになった出来事は脳の機能と構造を変化させ、脳の生体神経学的処理を損なう可能性があります。 

 脳の化学的性質や機能に影響を与える一般的な問題の多くは、その人の心的外傷後ストレスの状態を引き起こした、未解決で治癒していない心理・感情的トラウマに直接関連しています。

 幼少期のトラウマ、子供時代のトラウマは、脆弱性を設定する人生条件を作り出すので、その人が将来もトラウマ的な反応を経験し続ける可能性がある事を意味します。

 

 感情的トラウマの影響はどのようなものが考えられますか?
 その人が認識していなくても、感情的トラウマによって、その人の生活に永続的な困難をもたらすことがあります。

 感情的又は心理的なトラウマが発生したかどうかを判断する一つの方法は、言語や意識が定着する前の幼少期であっても、それ以降経験している可能性のある反復的な問題の種類を調べることです。

 

 これは、脳の構造や機能不全を引き起こした初期の状況を知る手がかりになります。

 私達の周りの人々にこうした症状が多く起こっているのを観察することができます。

 その人達は、レプティリアンの集合マインドや恐怖やトラウマのプログラムを実行している自我人格プログラムの解体を必要とする意識のシフトを、地球が経験していることに気づいてはいません。

 

感情的トラウマの一般的な行動的影響
• 薬物乱用
• 強迫的行動パターン
• 自滅的で衝動的な行動
• 制御不能な反応的思考
• 健康的な職業又はライフスタイルの選択ができない
• 解離症状 (自己の一部を 「切り離す」 )
• 無力感、恥、落胆、絶望
• 永久的なダメージを受けたと感じる
• それまで持続してきた信念の喪失

感情的トラウマが対人関係に及ぼす一般的な影響:
• 親密な関係を維持したり、適切な友人や仲間を選ぶことができない
• 性的問題
• 敵意
• 家族、雇用者、同僚との口論
• 社会的引き籠り
• 常に脅かされていると感じる

 

トラウマの治癒方法
 感情のトリガーやトラウマのパターンの再現を克服するには、ネガティブな内的思考形態を排出・無効化・排除し、新たにまた思考形態が形成されるのを防ぐ必要があります。

 トラウマを癒し、ネガティブな思考を生み出す自己破壊的な潜在意識のプログラミングを取り除く方法があります。

 

 方法の複雑さと効率は様々ですが、基本的な考え方は、内部の思考形態を見つけ、関連する誤った認識や感情を意識的に再生することによって感情的な内容を排出し、その認識が誤っていたことに気づき、それらを真実に近い新しい認識に置き換えることです。

 誤った認識や恐れを見つけ、それに伴う物語や感情を取り除き、肯定的で愛に満ちた思考形態や感情に置き換えます。

 ネガティブな思考の蓄積を防ぐには、蓄積されているネガティブな感情エネルギーを変化させ、変容させる必要があります。

 それは、自己認識によって起こるプロセスを観察することです。

 

 祈りと瞑想は私たちを高次の知性と結びつけ、マインドを落ち着かせ、ネガティブな感情を取り除くことでプラスの影響を与えます。

  祈りは、愛、感謝、思いやりなどのポジティブな感情に焦点を当てており、それによって人生や自分が祈っている人々の人生に良いことが起こります。

 瞑想は不安、ストレス、憂鬱を軽減し、平和な状態を見つけてそれにつながるのに役立ちます。 

 

 マインドフルネスを実践すると、精神的な柔軟性や脳の弾力性が向上し、ニューロンの活動が維持され、脳の活動のバランスが保たれます。

 霊的に平和、祈り、神と宇宙への観想を中心に置くことは、人生や信仰への信頼を維持するのに役立ち、体、マインド、スピリットのあらゆる部分をリラックスさせます。

 

 今最も重要なことは、毎日の瞑想を通して体とマインドをリラックスさせ、ネガティブエゴや感情的な痛みを取り除き、冷静で中立な状態を保つことです。 

 純粋な錬金術は、神聖な存在の自然な状態の核となるスピリチュアルな本質のエネルギーバランスの中に存在します。 

 

 ペインボディの感情的トラウマを癒すのを助け、そして感情的トラウマを癒す最善の方法を教えてくれるように、神の最高位の表現に尋ねてください。

 内なるスピリチュアルな錬金術と繋がるには、人工機械の影響を抽出し、自己の中にプログラムされている可能性のある自我の家(レプティリアン又は略奪者マインド)を意図的に除去する必要があります。 

 私達がより高次の意識にアクセスする状態に入りつつあるとき、空間を拡張し、時間の無限の中で繋がることを意図することによって、瞑想を通じて統一意識を構想することを検討してください。

 

瞑想では、次のことに焦点を当てていきます。
• 全ての時間と空間における永遠の存在。不滅の存在。
• 夢を見ている状態と目覚めている状態がワンネスで結合する永続的な存在。
• 永遠の存在、つまり永遠の記憶にアクセスすることで、全ての恐怖は消えます。
•既存の全てのものに対して、マインドの中立性を達成しようと努力する。

(中立は愛でも憎しみでも無関心でもない)
• 精神的には、同一性、均衡、一定の静けさと平和の能力を保持します。
• この修練は、キリストのスピリットの徳を引きつけ、高めます。

これは万物に対する慈悲の徳を得ることです。
• 賞賛や非難をせずに、又、被害者-加害者の原型の感情的なドラマを必要とせずに、自分の人間性とスピリチュアルな表現の向上を求める。

 

伝統療法
 更に、認知行動療法 (CBT) を含む心理・感情的トラウマを治療する為の多くの伝統的アプローチがあります。

 CBTとは、外傷性ストレス因子に対する反応性を低下させる為に、思考や行動を意図的に変え、体系的に脱感作することです。

 それにより、以前の感情的な引き金のパターンに衝動的に反応するのではなく、ストレス要因に反応するようになります。

 感情的トラウマの治療においては、新しい脳科学情報を念頭に開発された効果的な形態の心理療法及び身体療法が含まれます。

 これらの治療法は、しばしば非常に対人的でありますが、その焦点と適用において心理学的及び神経学的でもあり、特定のグループの人々に役立つことがあります。

 このグループの治療法は、治癒をもたらす為に薬物療法ではなく、生得的な本能的資源によっています。

 両者にはいくつかの違いがありますが、共通しているのは、身体に焦点を当てながらトークセラピーを組み合わせることです。

 どんなセラピーでもそうですが、特に感情の強さが関係しているので、信頼関係や強い絆を感じられるセラピストを見つけることが重要です。

 

 次のものがあります。

 感情解放のテクニック (EFT) は、鍼灸・神経言語プログラミング・エネルギー医学、及び思考フィールド療法 (TFT) を含む代替医療の様々な理論を利用するカウンセリング介入の一形態です。

 1990年代後半に出版されたゲイリー・クレイグのEFTハンドブックや、様々な指導者による関連書籍やワークショップを通じて最もよく知られています。

 EFT及び類似の技術は、しばしば 「エネルギー心理学」 という包括的な用語の下で議論されています。

 

 眼球運動脱感作/再処理 (EMDR) は、心理学者のフランシーヌ・シャピロが、公園を歩いている時に目が前後に動いた際に、自分のストレス反応が小さくなっていることに気づいたことから開発されたものです。

 この複雑なアプローチに関する特別なトレーニングを受けた資格を持つ精神保健専門家によって実施されます。

 様々な治療アプローチの要素を、眼球運動や、手をたたく音などのリズミカルな刺激と組み合わせたものです。

 

 EMDRが有効である理由に関する理論はまだ発展途上です。

 EMDRの迅速で独特な治療要素、眼球運動又は他のリズミカルな刺激は、脳が外傷性物質にアクセスし、処理するのを助けるかもしれないと推測する者もいます。
 

ソマティック心理療法 (Somatic Psychotherapies)

  トーマス・ハンナの造語であるソマティック・セラピー (Somatic) はマインド/身体、より正確には脳/身体を意味します。

 体を変えるには脳に働きかけて脳を変える必要があるということです。

 考え方や感じ方だけでなく神経の繋がりも変えなければなりません。

 身体、その感覚、および直接的な感覚体験は、治療過程を通じて参照されます。

 身体療法には以下のものがあります。

 

ソマティック・エクスペリエンス

 ピーター・レヴィンによって開発されたこのアプローチは、動物がどのようにトラウマ体験を文字通り「振り払う」かという観察から部分的に発展させ、体がストレス化学物質を正常なレベルに戻すまで完全に処理できるようにします。

 このセラピストは、ライセンスを取得している専門家でも、ライセンスを取得していなくても、メンタルヘルスのトレーニングは受けています。

 セラピストは全員、広範なトレーニングプログラムを修了しています。

 

 このプログラムでは、身体、顔の表情、仕草を注意深く観察し、トラウマ的な状況で「固まった」反応を「ほぐす」のを助けることを学びます。

 (患者が押すような短い仕草をするのが観察されるかもしれませんが、それが突然やめる場合は、セラピストは患者にジェスチャーをきちんと完了させ、体の緊張レベルがどのように変化するかに注意します)


ハコミメソッド

 ロン・カーツによって考案されたこのシステムは、マインドフルネス・オーガニック・非暴力・マインドと体の繋がり、ユニティの5つの治療原則に基づいています。

 これは身体中心のアプローチであり、セラピストは、感情的な内容の処理にどのような違いが生じるかを確認する為に、クライアントがジェスチャーやその他の動作を少しずつ変化させて実験するのを部分的に支援します。

(攻撃者について話す時に、その人がいつも特定の仕草や姿勢をすることが観察されることがあります。セラピストは、実験としてその仕草や姿勢を別のものに変え、感情や思考の変化に気づように提案することがあります。)

 

 今こそ自分自身を癒し、自分の生命を癒すことに積極的な役割を果たす時です。

 自分の感情的な痛みを認識し、自分の感情を癒す為の措置を喜んで講じることができれば、それが霊的な自由に繋がっていきます。