スピリチュアルを学んできた人の中には、「自他のエネルギーの境界線」と聞くと、「『境界線』なんて言ってたら『個』の意識が強化されて分離が強まるから、ワンネスの意識から遠ざかる」と心配される方もいらっしゃるかもしれません。

 

しかし、私達は今は個として現象界に現れており、お互い繋がっているからこそエネルギーを相互にやり取りしているのですから、無意識・無防備なままではその影響を意図せず受けてしまう事になります。

 

特に地球には古くから私達のエネルギーフィールドやDNAを侵害してエネルギーを奪っていく輩がいますから、ワンネスを意識するあまりそれらに無頓着なままでは、「共依存」というエネルギー的に寄生し合う人間関係に陥っていても気付けません。

 

以前私の知り合いが、「私は常に心が満たされていて幸せな感覚でいるの」と言っていたのですが、実際は心に無価値観を抱えていて複数の人と共依存関係を築いていました。

その事は本人も認めたのですが、結局その人間関係からは抜けられなかったようです。

彼女は子供の頃にUFOに誘拐されそうになったと言っていたので、良からぬ宇宙存在と知らずに友好関係を結んでしまったのかもしれません。

 

ワンネスの意識はハイハート(高次のハート)で感じるものであり、私達がワンネスの世界で生きるようになるには一人一人が高い波動でいる事が基本となります。

物事には順序があり、現状把握をし、それに対処していく事により、結果としてワンネスの世界が実現します。

 

自他のエネルギーの境界線を意識し、自分のオーラーフィールドに不穏なエネルギーを侵入させないようにする事が大変重要になります。

又、これまで無頓着だったのであれば既に侵入を許してしまっているので、それをクリアリングする事も必要になります。

 

よく「感情を手放す事が重要」と言われますが、その感情がどこから来たものかチェックもせずに自分から発生した感情だと思い込んでいるケースが非常に多いです。

せっかくスピリチュアルを学んでも「あなたが使っていたネガティブな感情を手放しなさい」と言われるので無理もありませんけどね。

 

特にエンパス体質の方が無防備な状態でいると、外部からどんどんネガティブなエネルギーを吸い込んだり、インプラントやマインドコントロールプログラムによって生成されたネガティブエネルギーを、「統合ワーク」で手放し続ける事になってしまいます。

延々手放し続けている状態を「玉ねぎの皮を剥くようなもの」「高次元の存在もずっと手放し続けている」と言っている人がいますが、玉ねぎは剥き続ければいつかは芯が出てきますが、マッチポンプ状態では終わりは来ません。

 

ちなみに「玉ねぎの皮を剥く」という本当の意味は、「現世(表面的に出ているもの)⇒現世(インナーチャイルド等隠れているもの)⇒過去世⇒地球に来る前」というように、剥けば剥くほど遡ってトラウマを解消し、クリアリングしていくことになります。