30歳手前になってようやく政治(国)に対して関心を持ち始めました。
「大府飛行場 中国人強制連行殉難者追悼式典」
9月18日 玄猷寺(げんにゅうじ)(愛知県東海市)にて執り行われました。
数日前に新聞で告知されており、今日行ってきたんです。
先日、NHKのある戦争に関する番組を観て、僕はこんなことを知りました。
「日本人はあまりにも戦争に対して無知であり
なぜならそれは、日本の戦後教育が全くなされていないから」という事実を。
一方、ヒトラー政権の元「ユダイヤ人迫害」という恐ろしい歴史を持つドイツでは
戦後教育として、手を挙げるときに「手の形を人差し指にして手を挙げる」ように教育されているそうです。
ヒトラーの片手を挙げるポーズをとらないために。
つまりユダヤ人迫害をしてきたヒトラー政権(自国)への反省を
後世にしっかりと受け継いでいるんですね。
日本ではどうでしょうか。
戦争と聞くと「日本は世界で唯一の核被爆国であり被害者である」
という意識が強いと思います。
事実、日本は戦時中に多くの犠牲者をだし
被害者であることは確かですよね。
ただ日本の戦後教育における大きな過ちは
「日本は被害者であるという事実ばかりを国民の脳裏に植え付け
加害者である側面を教育していない」ということです----------
さて、よく中国が日本に対して「反日感情」という言葉を使いますが
その詳しい理由についてしっかり答えられる日本人はどれ程いるのでしょうか。
僕の無知な認識では『満州事変
』に関わること?ぐらいで、詳しくは分かりません。
理由の一つに以下の事実も影響しているのではと思われます。
皆さんはこんな事実をご存知でしょうか↓(今日頂いた資料から一部引用します。)
1942年11月27日、東条内閣で「華人労務者内地移入に関する件」が閣議決定され、国策として中国人の日本への連行が行われたものです。1943年4月から45年5月の間に、35企業と政府が一体になって約4万人の中国人を日本に強制連行し、炭鉱・港湾・土木建設など全国135事業所に送り込みました。暴力的な監督の下、一日の休みもなく働かせ、全国的には約7千人の死者を出しました。
(引用元:大府飛行場中国人強制連行問題愛知対策委員会 代表委員・事務局長による紙面より)
おそらく多くの方がこの事実を知らないはず。
もう少し補足します↓
日本に強制連行そして強制労働を強いられた中国人は約100万人。
日本軍は戦争のためではなく「労働者を捕まえるために」軍事行動を行い、暴力的な手段で捕まえて強制収容所で虐待し日本へ強制連行しました。それに対する対価は全く支払われず、連行された方の9割は20代30代でその半数は所帯持ち。残された家族は当然困窮を強いられました。
こんな事実、僕は全然知らない。
これらのことを今日始めて知り「無知は何よりも恐い」
改めてそう思いました--------
最後にもう少しだけ↓
「強制労働による犠牲」という犯罪行為に対し、ここ10年ほどの間に「個々の企業と中国人労働者(生存者)ならびにご遺族との訴訟の和解が成立し、謝罪と保証金が支払われています。
今後の課題として↓
このような裁判をしなくても、全ての該当者に対して企業や政府が基金を作って、訴訟問題を一括解決することが求められています。
(ドイツではそのような方法で2000年に基金が作られ、2006年には約150万の生存者に保証金を支払い終えているそうです。強制労働はドイツにとって戦争の時代の最後の課題であり、それを解決した。しかし日本ではされていない・・・。この事実にはちょっとショックを受けましたね。)
今日は久しぶりにいい勉強しました