妊娠26週、7ヶ月(妊娠中期)です。





[出血しました。②]の続きです。









看護師「少し寒いかもしれません」
と言われながら通された部屋は
少し冷んやりしてました。



イスの横に何やら機械が置いてあります。





おーキラキラ
これが皆がブログで書いてたNSTっていうやつかなー初めてみたなーおねがい


とジロジロ見ていました。









装置をお腹につけると


シーーーーーン。


特に音がしません。






別の箇所につけても


シーーーーーーーン。


何も聞こえません。








看護師も「あれ?あれれ?うーん」と困っていました。





数十分、経ったかと思います。
別の方(女性)が来ました。


助産師さんかもしれません。





私のお腹を触るとすぐに「逆子ちゃん?」と聞かれました。

私もそんな気がしてたけど、先生に何も言われていなかったので「分かりません」と答えました。



やっぱり逆子だったかーと思っていると

女性「お腹の張りはないようですが、測ってみますね。」

と言われました。



ゴッドハンドですね!
触っただけで分かるなんてすごいおねがい
と私は心の中で呟きました。
(声に出すとふざけているようなので)




しかし、
機械をお腹につけても同じように聞こえません。






ここで私が特に不安に感じなかったのは、胎動が激しく動いていたからです。


いつも以上に動いていました。




[急に動かなくなったらどうしよう...]
とも少し思いましたが、そんな思いも打ち消すくらいに赤ちゃんは動く。動く。




まるで私に
「大丈夫だよ!このパンチ力みてよ!」
ってアピールしているように感じました。









ここで私は母に
「主人に電話してほしい」と伝えました。


だんだん状況が把握できてきて、冷静さが増してきたようです。




母が電話をかけに出て行きました。

[もっと早く電話するべきだった]と少し反省。








看護師「別の機械をお持ちします。音が大きいので驚かないで下さいねニコニコ

と看護師が別の機械を持ってきました。







どのくらい大きな音なんだろう?と思いつつ
新しい機械に耳を傾けました。




しかし、
その機械をお腹にあてても

シーーーーーーーン。






たまに「ドッ!ドッ!ドッ!」と
聞こえましたが、すぐさま


シーーーーーーーン。






「グワァン。グワァン。グワァン」
とも聞こえましたが、
これは胎児の心臓の音ではありません。








助産師?がクスッと少し苦笑い。


助産師?「赤ちゃんはモニター嫌なのかもしれませんね。すごく元気に逃げ回っています。とても元気いっぱいです。モニター的には困りますが(苦笑)」



嫌だ嫌だと逃げ回ってる赤ちゃんを想像して、私も少し微笑ましく思い、和みました。







助産師?「赤ちゃんがベルトをつけると嫌がるので手で持ってて頂けますか?」

と言われ、
私が持ったら逃げないのかなーと思いつつ
機械を持っていると



「ドッ!ドッ!ドッ!」と
激しい音が聞こえました。




その後は逃げることなく、音が聞こえていました。
とても不思議な感覚でした。



普段から胎動は感じていましたが、赤ちゃんにこんなに意思があるとは思っていませんでした。




[私のお腹の中に意思のある別の人間がいる]

はっきりと体感した出来事でした。







母が部屋に通され入ってきました。
お喋りして気が紛れ、


「赤ちゃんに意思があるみたい」

「そんなことあるの?へーすごいね照れ


みたいな会話をしていました。








数十分後に「次は診察しましょう」と呼ばれました。







肝心な主人はというと、電話に出なかったそうです。

私の携帯から掛けても出ません。



とても腹が立ちましたムキー







続きます。