うちから
あるいて
122歩のところに
中学のときの
同級生の家があります
もともと
わたし達は
違う町に
住んでいたのに
たまたま
同時期に
引越し
近所になりました
何度か
ここにも
書いたかな
彼女は
夢を叶えた人
わたしは
夢を諦めた人
あれから
何十年もたち
子どもたちも
成人し
やっと
昔ばなしを
楽しむ年齢に
なったような
気がします
122歩なのに
なかなか
会えなくて
やっと
今日
何年かぶりに
おしゃべりを
しました
彼女の子どもたちの
最近の写真を
見せて
もらいました
わたしの
記憶の中での
彼らは
まだまだ
中学の学生服姿
末っ子ちゃんは
お庭で
縄跳びを
していた
イメージ
なのに
小さかった時の
面影がどこにも無く
その辺で
会って挨拶されても
分からなそう
昔みたいに
popoちゃ〜ん
って
呼んでくれたら
分かるかな
むこうからしたら
popoちゃん
ちっちゃくなったなぁ
そう思うのかな
黙っていても
時は流れます
明日で
震災から
10年です
