「小麦色に日焼けした子供というのは健康的」と今でも思う人がいるかもしれません。イメージ的にはそう思うかもしれませんが、現在ではそれは危険な考えとなっています。お子さんがいる母親の方は考えておきましょう。


なぜ日焼けが危険なのか、それは紫外線の影響が判明したからです。とくに赤ちゃんや子供ならなおさらでしょう。紫外線というのは将来的なシミやシワの原因だけでなくて、アレルギー・目の病気・皮膚がんなどのリスクを高めて、皮膚の免疫力を低下させたり感染症などにもかかりやすくなるという危険性があるからです。


日本では紫外線はシミやシワのもとという美容についてだけが言われていますが、紫外線対策の先進国であるオーストラリア・アメリカなどは紫外線の人体への悪影響が認識されていて、子供の頃から紫外線対策をしているのです。


大人になってから紫外線対策をする人もいるでしょうが、実は赤ちゃん・子供のころから紫外線対策をしたほうが長期的な美容と健康の対策になります。なぜなら、子供の頃のような若ければ若いほどのころに紫外線を多く浴びることで皮膚がんの可能性が高くなり、早い段階でシミやシワも起こりやすくなるからです。


紫外線対策は若い頃からしたほうがよいので、母親の方は対策をしたほうがよいでしょう。もっとも、だからといって日の光に当たるのがまったくいけないということではありません。日光浴でビタミンDが作られたりするので、紫外線対策をしながら適度に日光に当たるのは大事なことです。できるだけ紫外線の量がすくない早朝か夕方に外出するようにしたほうがよいえでしょう。