【タイトル】
僕たちのアナ・バナナ(原題:Keeping the Faith)
【概要】
2000年のアメリカ映画
上映時間は129分
【あらすじ】
ニューヨークで育った幼馴染のブライアンとジェイクは、共に初恋をした相手アナ・バナナと16年ぶりに再会することになる。
【スタッフ】
監督はエドワード・ノートン
脚本はスチュアート・ブルームバーグ
音楽はエルマー・バーンスタイン
撮影はアナスタス・N・ミコス
【キャスト】
エドワード・ノートン(ブライアン)
ベン・スティラー(ジェイク)
ジェナ・エルフマン(アナ・バナナ)
アン・バンクロフト(ルース)
イーライ・ウォラック(ベン)
ロン・リフキン(ラリー)
ミロス・フォアマン(ハヴェル)
【感想】
撮影当時29歳だった俳優エドワード・ノートンの監督デビュー作。冒頭の説教シーンで、ブラッド・ピット主演の「セブン(1995)」について取り上げており、本作の前年には「ファイト・クラブ(1999)」で彼らは共演している。また、ハヴェルを演じたミロス・フォアマンが監督した「ラリー・フリント(1996)」にエドワード・ノートンは出演しており、本作でも助言を求めたそうだ。
やはり芸達者なベン・スティラーとエドワード・ノートンに押されてジェナ・エルフマンはどう見ても女優として負けてる。もちろん悪くはないが、彼らが大切にしている信仰を度外視するほどの魅力があったかと言うと微妙なところ。
宗教がテーマの根幹にこそあるが、原題の「Keeping the Faith」にあるように、信じることで揺らぐものは普遍的で共感できるものである。それをコミカルにまとめ上げていると思う。
下記の音声解説でもエドワード・ノートンが「監督より演じる方が良い」と言っていたように、初監督作としては決して悪い出来ではなかったのに、監督としての次回作は「マザーレス・ブルックリン(2019)」まで待たなければならない。
【音声解説】
参加者
├エドワード・ノートン(監督/ブライアン役)
├スチュアート・ブルームバーグ(脚本)
上記2名による対話形式の音声解説。初監督となったエドワード・ノートンが友人のスチュアート・ブルームバーグとどのように本作を作り上げていったかを聞くことができる。過去の名作からの引用、シーンの意図や拘ったことなど、音声解説を聞いている人が聞きたいことを話してくれる。
取り上げた作品の一覧はこちら
【ソフト関連】
<DVD>
言語
├オリジナル(英語)
├日本語吹き替え
音声特典
├エドワード・ノートン(監督/出演)、スチュアート・ブルームバーグ(脚本)による音声解説
映像特典
├未公開シーン
├ギャグリール
├予告編集