【タイトル】
仁義なき戦い 頂上作戦
【Podcast】
Podcastでは、作品の概要、感想などについて話しています。
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【概要】
1974年の日本映画
上映時間は101分
【あらすじ】
山守組から破門された広能は打本と手を組み、山守組と抗争状態になると、神戸の明石組と神和会を巻き込む形となる。現状を打破すべく、広能は穏健派の義西会の岡島に応援要請をする。
【スタッフ】
監督は深作欣二
脚本は笠原和夫
音楽は津島利章
撮影は吉田貞次
【キャスト】
菅原文太(広能組組長・広能昌三)
金子信雄(山守組組長・山守義雄)
加藤武(打本組組長・打本昇)
小林旭(武田組組長・武田明)
田中邦衛(槇原組組長・槇原政吉)
小池朝雄(義西会会長・岡島友次)
松方弘樹(義西会若頭・藤田世一)
室田日出男(早川組組長・早川英男)
梅宮辰夫(岩井組組長・岩井信一)
【感想】
時代の移り変わりにより、「自分たちの時代は終わった」と語るラストに向けて主人公の広能昌三の存在感は徐々に薄くなっていく本作。
世論から警察も動き出し、抗争が起こりそうで起こらず、幹部らが軒並み逮捕されるため、アクション映画としてはやや印象は薄くなった。とはいえ、同窓会で来た温泉で岡島が殺される場面のインパクトはその後の捨てセリフを含めて強烈である。
戦場から帰って来た若者が翻弄されながらもヤクザの世界で生きてきたが、あっという間に世代交代が起こっていく。そんな広能が雪の降る中で武田と話す場面はシリーズの終わりとしては申し分なかったが、この後急遽作られた「完結篇」に続く。
【関連作品】
「仁義なき戦い(1973)」…シリーズ1作目
「仁義なき戦い 広島死闘篇(1973)」…シリーズ2作目
「仁義なき戦い 代理戦争(1973)」…シリーズ3作目
「仁義なき戦い 頂上作戦(1974)」…シリーズ4作目
「仁義なき戦い 完結篇(1974)」…シリーズ5作目
「仁義なき戦い 総集篇(1980)」…1作目から4作目までの総集篇
「新仁義なき戦い(1974)」…新シリーズ1作目
「新仁義なき戦い 組長の首(1975)」…新シリーズ2作目
「新仁義なき戦い 組長最後の日(1976)」…新シリーズ3作目
「北陸代理戦争(1977)」…当初新シリーズ4作目として検討された作品
「その後の仁義なき戦い(1979)」…番外編
「新・仁義なき戦い。(2000)」…シリーズ1作目のリメイク
取り上げた作品の一覧はこちら
【配信関連】
<Amazon Prime Video>
言語
├オリジナル(日本語)
【ソフト関連】
<DVD>
言語
├オリジナル(日本語)
映像特典
├予告編
├人物相関図
<BD>
言語
├オリジナル(日本語)
映像特典
├予告編
├人物相関図
<BD(5枚組)>
収録内容
├「仁義なき戦い(1973)」
├「仁義なき戦い 広島死闘篇(1973)」
├「仁義なき戦い 代理戦争(1973)」
├「仁義なき戦い 頂上作戦(1974)」
├「仁義なき戦い 完結篇(1974)」
<BD(7枚組/初回限定生産)>
収録内容
├「仁義なき戦い(1973)」
├「仁義なき戦い 広島死闘篇(1973)」
├「仁義なき戦い 代理戦争(1973)」
├「仁義なき戦い 頂上作戦(1974)」
├「仁義なき戦い 完結篇(1974)」
├「仁義なき戦い 総集篇(1980)」
映像特典(Disc7)※DVD
├「“仁義なき戦い"を作った男たち」(2003年5月3日放送/NHK ETVスペシャル)
封入特典
├ブックレット「仁義なき戦い 解説/資料篇」(24P)
├縮小復刻「仁義なき戦い 頂上作戦」パンフレット(28P)
├縮小復刻ロビーカード 5作品×各6枚
【音楽関連】
<CD(サウンドトラック)>
収録内容
├43曲/72分
【書籍関連】
<仁義なき戦い〈死闘篇〉 美能幸三の手記より>
形式
├電子
├紙
出版社
├角川文庫
著者
├飯干晃一
長さ
├252ページ
<仁義なき戦い〈決戦篇〉 美能幸三の手記より>
形式
├電子
├紙
出版社
├角川文庫
著者
├飯干晃一
長さ
├312ページ
<仁義なき戦い 浪漫アルバム>
形式
├紙
出版社
├徳間書店
著者
├杉崎J太郎/植地毅
長さ
├236ページ
<『仁義なき戦い』をつくった男たち―深作欣二と笠原和夫>
形式
├紙
出版社
├日本放送出版協会
著者
├山根貞男/米原尚志
長さ
├269ページ