【タイトル】
JFK(原題:JFK)
【Podcast】
Podcastでは、作品の概要、感想などについて話しています。
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【概要】
1991年のアメリカ映画。
上映時間は189分
※ディレクターズ・カット版は206分
【あらすじ】
地方検事のジム・ギャリソンは、ジョン・F・ケネディ大統領の暗殺に関して疑問を抱いており、実業家のクレイ・ショーを訴えることにする。
【スタッフ】
監督/脚本はオリヴァー・ストーン
音楽はジョン・ウィリアムズ
撮影はロバート・リチャードソン
【キャスト】
ケヴィン・コスナー(ジム・ギャリソン)
トミー・リー・ジョーンズ(クレイ・ショー)
ケヴィン・ベーコン(ウィリー・オキーフ)
ゲイリー・オールドマン(リー・ハーヴェイ・オズワルド)
マイケル・ルーカー(ビル・ブロザード)
ジェイ・O・サンダース(ルー・アイヴォン)
シシー・スペイセク(リズ・ギャリソン)
ジャック・レモン(ジャック・マーティン)
ジョー・ペシ(デヴィッド・フェリー)
ウォルター・マッソー(ロング上院議員)
ジョン・キャンディ(ディーン・アンドリュース)
ヴィンセント・ドノフリオ(ビル・ニューマン)
ドナルド・サザーランド(X大佐)
【感想】
ジョン・F・ケネディ暗殺という誰もが知る事実の陰謀もののとあれば、誰もが興味をそそられることだろう。ディレクターズ・カット版は3時間半という長尺であるにもかかわらず、ここまでまとめ上げるのはさすがとしか言いようがない。登場人物の多さも、名前と顔の知れた有名な俳優を多く起用することでクリアしている。中盤のX大佐の告白、終盤の40分にも渡る裁判でのギャリソンの弁論など、ただの長い話にならずに見せ切るところなども見どころである。
本作は公開後に、映画内の間違いを指摘する反証も数多く出てきた一方で、反証できなかったものも数多くあったのも事実だ。本作もジョン・F・ケネディ大統領の暗殺に関する陰謀を示唆するあくまで1つの資料に過ぎない。とはいえ、本作の翌年には「JFK暗殺記録収集法」が採択され、25年以内に関連文書を全面公開することが決定した。2017年にはトランプ大統領政権時にケネディ大統領の暗殺に関する文書の公開に踏み切ったが、全面公開の予定が一部が黒塗り、そして一部が公開延期となった。仮に後にすべて公開されたとしても何が正しかったかを100%明かすことは難しいかもしれない。
【音声解説】
参加者
├オリヴァー・ストーン(監督)
ディレクターズ・カット版のみ収録された監督による音声解説。206分という上映時間も何のその、オリヴァー・ストーン監督はほとんど休むことなく話し続ける。シーンの意図、役者の印象、撮影の裏話、製作経緯からケネディ暗殺への思いなどを聞くことができる。また、劇場公開版でカットされ、ディレクターズ・カット版で復活した箇所についても説明してくれる。ただでさえ上映時間の長い作品だが、オリヴァー・ストーン監督や本作に興味を持った方は聞いて損はないと思う。
【関連作品】
「JFK(1991)」…オリヴァー・ストーンが監督したケネディ大統領を題材にした作品
「ニクソン(1995)」…オリヴァー・ストーンが監督したニクソン大統領を題材にした作品
「ブッシュ(2008)」…オリヴァー・ストーンが監督したジョージ・W・ブッシュ大統領を題材にした作品
「JFK/新証言 知られざる陰謀(2021)」…オリヴァー・ストーンが監督したケネディ暗殺事件を題材にしたドキュメンタリー
取り上げた作品の一覧はこちら
【配信関連】
<Amazon Prime Video>
言語
├オリジナル(英語/スペイン語)
【ソフト関連】
<DVD(特別版)>
言語
├オリジナル(英語/スペイン語)
音声特典
├オリヴァー・ストーン(監督)による音声解説
映像特典
├ドキュメンタリー集(約41分/2種)
├未公開シーン集(約55分/12種)※オリヴァー・ストーン監督による解説(On/Off選択付き)
├オリジナル劇場予告編
<BD(ディレクターズ・カット/日本語吹替完声版)>
言語
├オリジナル(英語/スペイン語)
├日本語吹き替え
映像特典
├未公開シーン集&もうひとつのエンディング
├オリジナル劇場予告編