BJ妄想 苦手な方は読まないでね。




登場人物
BJ
ピノコ
医学生…亜利子(女)
















また来たのか。
よほど暇なんだなお前さんは。
今日は何の用だ。
私は忙しいんだ。
うるさい。
ほかに行くところがあるだろう。


私の顔を見るといつも先生はそういう。
一回だって
いらっしゃい
とか
よく来たね
とか
言ってくれたことがない。
そりゃそうだろうな、だって一方的に押しかけてるだけだし。
ピノコちゃんに気に入られてるから
(それはときどき私が一緒についていってあげるからだろう。先生は映画館とかゲームセンターとか女の子の服屋とかあんまり行きたがらないから)

いちどだけ、一度だけ言ってほしいな。





そう思った私は行くのを我慢することにした。
そうすればきっと気にかけてくれるだろうと思って。





「先生、亜利子こないね。」
「ん?」
「だーかーや、亜利子が来ないからちゃみちいっていってるのよさ。」
「そう」
「ちぇんちぇいはさみちくないの?」
「忙しいんだろう。」
「ふーん、ピノコにチーズケーキの焼き方教えてくれるっていったっきりこないのよさ」
「気にするな」

もうそろそろかな
いや、まだかな
今日は実習で遅くなったし、明日いこう
そうやって自分に理由をつけながら、先生の家に行くことを我慢してた





やだ、久し振りだから妙にドキドキする
鼓動が伝わって震えているのかと思わせる右手でドアをたたく
「今日は」

「あら、亜利子なのよさ!もうじぇんじぇんこないんやから、ピノコちんぱいしたのよさ」
「ごめんね~」
「あがってのよさ」
「うん。あのね、先生はきょういらっしゃる?」
「いないわのよ」
「そう、今日何時ぐらいに帰ってくるの?」
「わかんない、ドイチュにしゅじゅちゅにいってゆの」

「いつから?」
「ん~2ちゅーかんまえくやいから」

なんだ、じゃぁ私がいなかったのは先生にとってたったの5日
作戦は失敗に終わりました


「そっかぁ、残念。さみしくない?」
「ちゃみちいけど、奥たんだから我慢すゆの」
えらいなぁ…なんか悪いなぁ…と思う


ケーキ作る約束してたんだっけ



「ピノコちゃん。ケーキ、つくろっか」
「覚えてたの?」
「もちろん」
「なーんら、もうわすえたかとおもってピノコ声かけれなかったのよさ」
「忘れるわけないじゃない」



私はいつも先生のことを好きで
ピノコちゃんに対して嫉妬と罪悪感を感じている
でも







車の音
「「先生!?」」

「帰った…ぞ」
「お帰りなちゃいのよさ―!!」
「おじゃましてまーす」
「ただいまピノコ///」


見せつけられた感じ
「どうしたんだ」
「ケーキ作ろうと思ってきました」
「風邪でも引いたのか」
「え」
「お前さんにしては珍しくこなかったからな」

「先生、心配してくれたんですか」
うれしい
「ばか」

ちょっと困った顔
愛してる


「おいちい?」
「うん」

「亜利子とピノコが作ったのよさ」
「うまいよ」

「今日は帰るのか」
「だって先生、明日学校」
「そうか」
「送って行ってやる」

つかれてるのに
「いいんですか」
「ブラックジャックの家から帰る途中に暴漢に襲われたと噂がたったらたまらん」

「ありがとうございます」
「なんだ、他人行儀だな」
「あざーっす」
「目上を敬え」
「どっちですかぁ」

楽しい
Black Jack 妄想文です。
苦手な方は、よまないでね。




























登場人物
BJ
ピノコ
BJ宅に出入する女。医学生…私



「先生」
「…」
「せんせい」
「…」
先週届いた医学雑誌を読んでいる。なんの疾患に関してだろう。
私もこう見えて一応医学生だから教えてほしいな…なんて。
無免許なのに医学雑誌って買えるんだ…あれって誰でも頼めば読めるのかな。
煙草に火をつける。

「ちぇんちぇい」
「ん?」
「部屋の中でたばこはいけまちぇん。おくたんとしては家の外でもいけまちぇんっていいたいところなんれすけろ。」
「あ、あぁ。すまない。」
「お買い物行ってくゆのよさ」
「気をつけていくんだぞ」



やっぱり彼女には勝てないのかな。

「…お前さん、今日は何の用で来たんだい。」
「え」
いきなりの質問
先生に会いたくて
なんて言えるわけ
「先生に会いたくて」
「は?」
言っちゃった
びっくりした目で私を見つめる、先生
「あ、いや、その…先生とピノコちゃんに会いたくて…です」
「何言ってるんだ」
呆れた顔をする
「うそです、レポートがあるから質問しようと思って」
これこそ嘘
「インターネットで調べりゃいいだろう」
「いや、その、インターネット禁止なんですようちの大学」
意味不明
「何をだ」
「え」
「何を質問に来たんだ。無免許医にわざわざ医学生が」
「いや、その…」

気まずい時間が流れる
ああ、そんな目で私を見ないで
顔が赤くなっていくのがわかってしまうでしょう
「わすれ、忘れちゃいました」
目をそらしたくて
「馬鹿か」
「医学部入れたけど馬鹿です」
「お前さんはいつも一言多いな」
「すいません」

もう私になんて興味をなくした先生は
また雑誌に戻っちゃった

「…あの」
「なんだ」
「…」

「きょう、ば」
「今日晩御飯食べていっていいですか」

「と言うつもりだったろお前さん」
すこしにや、と笑う先生。
いたずらっぽくてかわいい
見透かされていたんだと思うとさらに恥ずかしい。

「そうです…だめですか」
雑誌をテーブルに投げた先生
地域医療と若手研修医というタイトル
つまらなそう
天下の無免許医がこんなのに興味があるのかな。
「ピノコがいいって言えばいいんじゃないか」
「やった」
「まだいいって言ってないぞ」


ごはん、ゆっくり噛もう。
もう少し子どもでいてほしい

もう少し早くそれを言ってほしかった

でもありがとう

わたしはそんなつもりじゃなくて

これからもあなたたちの子どもであり続けようと思う