新版物より、むしろ古典。 | ポポの精神と時の部屋

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近のビジネス書の売上の伸びがスゴイらしい。
みんなが似たようなものを買って次々と話題になる。
左近のSNSのシェアもあって著者はこぞって素人の本の宣伝をリツイートし
プロパガンダ的に読ませてしまう。

同じ著者がいくつも似たような小手先の内容の本を書き、
印税で稼ぐ一方で、出来ないビジネスマンはやたらとハードなスキルばかり
あげようと必死である。

だが、不幸なことにどれだけ読んでも中々できるようになるビジネスパーソン
は少ない。ハードのスキル(マーケティング、営業、会計など)の基にある
ソフトスキルを鍛えていない方が多いからであろう。

そこで、しっかりとした人間力(土台)となる本を古典から紹介させてもらおう。

新版物を読むよりも、むしろ古典、何度も迫害されたり焼かれたり、叩かれたり、踏まれたり
しても生命の続いている書物、これを読む必要があると思うからだ。
今あなたが読んでいる本は100年後も残っているだろうか?
本当に一時代にしか当てはまるものではないだろうか?
これを常に意識しつつ本を選びたい。


いきなり古典といっても難しいだろうから、月3冊から始めよう。
あとは今まで通りハードなスキルを鍛える本は読んで結構。

以下数冊(訳版含む)おすすめ。(今後も紹介していく)


天路歴程。プロテスタント世界で最も多く読まれた宗教書。
旅の記録の体裁の寓話。




対比列伝(英雄伝) プルタルコス




同じくプルタルコス新社会人向け。
これを読んでプルタルコスが気になったら
上の英雄伝を読むといいだろう。




そして小学校でもならう「ロック」の本。




トルストイ「人生論」




プラトン







(番外編)

オーヘンリー。ショートストーリーなので合間に読みやすい。


お金で幸せは買えるということが書かれている。

「お金の神さまとキューピッド」

お金で幸せは買えないということが書かれている。

「賢者の贈り物」

を優先的に読もう。

見事な描写で書いてある。
ぜひ気晴らしに見てみてほしい。




今回紹介した本はは原文で読むといいのだが考え方を学ぶには
訳版でもいいだろう。

敬虔の念を持って読むべし。

by ポポ