現在の企業を取り巻く環境は、これまでに日本企業が経験したことのないようなスピードで、かつ、非常に複雑な形で変化している。

そうした環境変化のトレンドを、漏れのない視点で押さえるときに使う枠組み(=フレームワーク)の1つが3C分析。

3Cとは、Customer(市場・顧客)・Competitor(競合)・Company(自社)の3つの言葉の頭文字を取ったものである。

さらに、卸や代理店など、流通チャネルの構造が重要な意味を持つような業界においては、Cannel(流通チャネル)を加え、4Cの視点で環境変化を押さえることもある。


市場変化や顧客の動向は、競合他社の環境や自社の事業環境を大きく左右する。

言い方を変えれば、競合や自社を取り巻く環境は、市場と顧客を取り巻く環境の変化によって規定されると言える。
だからこそ、環境分析はより大きな視点から行うことが大事!

3C分析は、まずは市場・顧客の分析から始めよう!

3C分析を行う際に絶対に気をつけなければならないことがある。
それは、自分が集めやすい情報だけを集めてしまうことだ。
本来は「集めやすい情報」ではなく、「集めるべき」情報を集めなくてはならない。
集めるべき情報を見誤ると、分析結果から導き出されるファインディングが全く異なったものになってしまい、環境変化の動きそのものを見誤ることに繋がるので注意が必要だ。

3C分析を行う際には、3つのCの視点のバランスを取ることが大切だ。
市場の競争状況が非常に激しい場合、とかく陥りがちなのが、競合動向だけに意識を集中し過ぎてしまうことである。
競合だけに意識を奪われていると、本来、一番大切な視点であるはずの顧客の視点がなおざりにされてしまう。

3つのCのうち、どれか1つだけに視点が偏ってしまうことは避けるべきである。