前々回の記事では、バラ栽培の培養土についてのお話をさせて頂きました。
「水が鉢のウォータースペースに一旦溜まり、ゆっくり抜けて行くような土が欲しい」
今の私の希望です。
色々と試してみる余裕はないので、来年は今気に入っているバラ苗専門店「バラの家」さんの
「プレミアム・ローズ・セレクション培養土」
にしたいなぁと、電卓叩いて頑張っています。
(送料さえ無ければなぁ)
自分にもっと水やりのテクニックがついて来たら、ブレンドもチャレンジしてみたいんですけどね。
(自分で作った方が安く済むのだろうか)
バラの家さんの土の資材には、上記のプレミアム培養土の堆肥成分だけ抽出した
「極上バラ栽培土のもと」
もありますよね。
私は地植えのバラの土を作る際、この製品には大変お世話になりました! 昨年、植え穴の土に混ぜて使ったのですが、今はそれぞれのバラが物凄い成長をしています
しかし予算の関係上、この資材だけで土を作る事は出来ず、ホームセンターで買った堆肥も混ぜたんですけどね
これ↓昨年買った大苗で植えた少し前の「ダフネ」のシュートなんですが、今は更に太くなって異様な極太になっています。葉っぱの大きさは化け物並
「ダフネ」では当たり前なのかも知れないですが、他の地植えの株も同じように極太シュートが何本も出て来ています
費用削減の為に、説明書きにある通り、
この「バラ栽培土のもと」と赤玉小粒を4:6くらいの割合で混ぜて鉢バラの土にしようかと思ったのですが、
実際に実験してみた所、やはり同じ土にはなりませんでした。(説明書きにも全く同じにはならない旨書いてありました)
右がプレミアム培養土、左はバラ栽培土のもと&赤玉土小粒です。
色は違えど中身は同じような印象でした。
ただ、プレミアム培養土の方には細かい粒子の土も混ざっています。
ここにペットボトルから同じ量の水を一気に流し込んでみました。
すると、水が抜けるスピードが全く違うことが判りました。
やはりプレミアム培養土の方は一旦水が溜まり徐々に水が抜けている感じ。
一方、バラ栽培土のもとは赤玉土が半分以上をしめる為、とても水捌けがいいのです。
しっかり水分を含んでくれる所は一緒ですが、バラ栽培土のもとと赤玉土の方は一気に水が抜けて行きます。水捌けがとても良いという事ですね。
これはバラ栽培土のもとの割合を増やしても大きく変わらなかったです。
試しにこのまま数日間放置してみました。
右がプレミアム培養土、左がバラ栽培土のもと入りです。
苗は植えていないので水分は中々無くならないのですが、
プレミアム培養土の方が乾きが速かったです。
乾きが速い事がバラにとって良いのか悪いのかは私には判りません。
保水性だけではなく、根が水分を吸いやすいかどうかという問題もあるとは思います。
ただ、私の望む「ウォータースペースに水が一旦溜まってからゆっくり抜けて行く」という状態は、プレミアム培養土の方が実現しているという感じです。(使い古して行くと変化はあるかも知れませんが。)
「やはり来年のバラ鉢の土はプレミアム培養土を頑張って買うしかないかなぁ」と思っている次第です
水やりのテクニックさえあれば、あまり土にこだわる必要はないのかも知れません。
やはり3年以上は水やり修行をしなくてはなりませんね
以上が今回のお話です。
今回は単なる実験の報告になってしまいました。
長い話に最後までお付き合い下さり、誠にありがとうございました
バラ栽培🌹、引き続き頑張ります