耳の打撲や、他の動物に咬まれた傷などがもとになり、耳介に血液や漿液が貯まってしまう病気です。
免疫の異常によって、血管から漏れた液が貯まる場合もあります。
症状としては、耳介に血液や漿液が貯まることにより腫れ上がり、やや熱をもち軽い痛みを伴うため、耳を触られることを嫌がります。
片耳だけに現れることが多いのですが、両耳に症状が現れることもあります。
治療は、患部に注射針を刺して血液や漿液を吸いとるか、患部を切開して液を取り除きます。
その後、患部を圧迫するように包帯を巻き、再び液が貯まるのを防ぎます。