小学校の時からの愛読書「窓際のトットちゃん」が映画化される知り、それはそれは楽しみにしていました。
手元に、小学生の時に読んでいた本が、まだあります。
クラスメイトにも勧めたくて、学級文庫用に持って行ったし(なので、旧姓で名前が書いてある)
大人になってからも、事あるごとに開いている、大好きな大好きな本。
映画の予告を見た時から
本で想像していた通りのトモエ学園、景色、小林校長先生で、鳥肌立ちました。
トットちゃんのお家が、想像の遥か上をいくハイカラさでした。
「忠実に再現した」そうなので、昭和の初期に日本にこんな素敵なお家があった、という事に感動しかありません。
黒柳徹子のセンスのルーツを感じます。
原作を知らなくても充分楽しめる、そして泣ける内容でした。
ただ、小さいお子さんには難しいかな??と思います。
時代背景や心理描写が。
一緒に見に行ったたぁくんは
「とにかく校長先生が素晴らし過ぎる!!」
と。
そうでしょう、そうでしょう。
まだ原作を読んでいないたぁくんに、シーンの解説をしたら、ますます感心していました。
そう、私が「窓際のトットちゃん」を好きなのは、物語に出てくる小林校長先生が大好きだからです。
ああいう大人になりたいと、ずっと憧れ、尊敬し続けています。
映画を見て、またその気持ちが蘇ったし、とても優しい気持ちになれました。
トットちゃんの声、可愛かったなぁ。