こま切れ更新でごめんなさい~(_ _。)
自分でも話の繋がりが分かんなくなってるのに、読んで下さってる皆さんはもっと分からないかと……・°・(ノД`)・°・
前回の更新ハロウィンですってよ、、、(^^;
前話はこちら♪
⇒ Intertwined love (37)
1話目はこちら♡
⇒ Intertwined love (1)
(今ごろあれか……キョーコのやつ……
ラブシーンの撮影中か……)
缶飲料を飲みながら尚は思い巡らせていた。
(クソッ!生番さえなければ見に行ったのにっーーー)
手に持った缶飲料をぐいっと飲み干す。
(今ごろ…………)
『あのっ///
敦賀さん……私……初めてなので……優しくしてください……ね?///』
『もちろんだよ。
君の初めての相手が俺で、嬉しいよ……。』
「だぁーーーっ!!」
飲み干した缶を乱暴に机に置く。
(違うこと考えよ……違うこと……)
『……っ、あのっ、敦賀さんっ……手がっ///』
『見た目より大きくて柔らかいんだね……最上さんの……』
『やっ///恥ずかしいですぅっ///』
「んがぁぁぁーーーっ!!!」
ドガッ!!
コロコロコロコロ……
「尚……。
良かったわ……
本番終わってて……」
* * * * * * * * * *
ロケ隊一行が東京に戻ってから最初のスタジオ撮影の日ーーー
「おい。」
「……何よ……?
またアンタなの?」
シーンを撮り終え、楽屋に戻るキョーコを呼び止めたのは尚。
「…………だったんだよ……?」
「……聞こえないわよ、はっきり言いなさいよ。」
「どうだったかって聞いてんだよ!」
「何がよっ!?」
「…………あれだよ……。
ラブシーンだよ…………。」
「は?
ああ、それね…………。
延期になったわよ……。」
「何っ!?延期っ!?」
キョーコは尚の食い付きに少し圧倒される。
「そ、そうだけど。それが何よ……?」
「いつだよ、撮影……」
「っ!?……あ、あさってよ……!」
「あさってか……」
「それがどうしたのよ!?」
「いや別に。じゃあな。」
それだけ聞いてスタジオを出ていこうとする尚を不思議に思いながらも、キョーコはこの場に尚を鬼門とする蓮がいなくて良かったとほっとしていた。
すると、突然振り返った尚。
キョーコを真っ直ぐに見据えながら、自身の上着の内ポケットに手を忍ばせた。
それを見たキョーコは…………
(何よっ!?
ショータローのやつ、銃でも出す気っ……!!?)
と、咄嗟に身構えた。
尚はポケットに手を差し込んだままキョーコに尋ねた。
「お前さ、去年の12月に俺がリリースした曲……聴いたか?」
「……去年の、12月……??」
キョーコはその当時のことを思い返す……。
すると浮かんだのは、クーが来日したときにお世話をしていたクーのホテルの部屋で見たテレビ番組。
歌い方が変わったと感じた、尚にしては珍しくバラードを唄っていたその時の映像。
「……バラード……?」
「あぁ……。
……お前、ちゃんと一曲丸々聴いたか?」
「聴くわけないじゃない……っ!
それに何よさっきから、銃を出すなら早く出しなさいよ……!!」
相変わらずポケットに手を入れたままの尚に苛立ちを顕にするキョーコ。
「は?銃?……ったく。
…………コレだよ。」
と、キョーコの妙な発言にも気を留めることなく、尚がポケットから取り出したものは……
「何よこれ……」
「んだから、その去年出した俺様のCDだよ。
これ、お前にやる。」
そう言うと、キョーコの手元に無理矢理CDを押し付けようとする尚。
「い、いらないわよっ!」
押し退けようとするキョーコだが、
「いいから、受け取れ。」
結局、無理矢理にCDを手渡されてしまった。
後ろ手にヒラヒラと手を振りながらスタジオを後にする尚を睨み付け、
「何なのよっ!?」
キョーコは無理矢理持たされたCDを手に、仕方なく楽屋へと向かった。
⇒ Intertwined love (39) へ続く
続きも出来てます♪