アメリカを代表するシンガー・ソングライター、ニール・ダイアモンドが1969年に発表した「スウィート・キャロライン」は彼の代表曲。大ヒットしたことでも知られています。

 

なぜか日本ではあまり人気沸騰という感じではないのが不思議なのですが、ルックスもいいし、シンガーとして歌も素晴らしいのでいうことなしだと思うのですが・・・。 本人がある時期、この歌の由来を話したことがありました。曰くこの曲のモデルはケネディ大統領の娘のキャロライン(数年前には駐日大使も務めた)さんだとご本人の前で言って 歌ったそうですが、その後数年後に修正しています。気難しい人なのかもしれませんね。でも、あどけない少女だったキャロラインさんを思うとこの歌が口をつくのはボクの勝手。

 

もちろんこの「♪キャロライン」の代わりに好きな女性や男性の名前を歌い込むのも良し。♪スウィート〇〇ちゃん、とかね(笑)。 最初はニール本人の動画です。 ニール・ダイアモンドで「スウィート・キャロライン」。気持ちが晴れやかになるいい曲ですよね。

 

 

エルヴィス・プレスリーの1970年のライヴ映像がありました。あの歴史的復活を果たしたエルヴィスのライヴ映画『エルビス・オン・ステージ』の中の一曲だと思います。  

 

かと思うと美声のロックンローラー、ロイ・オービソンも1973年に「スウィート・キャロライン」を歌っています。モノクロの映像をYouTubeで見つけました。  

 

良い曲はどんどん自分のレパートリーに取り入れるフランク・シナトラの「スウィート・キャロライン」。軽快なビッグバンドアレンジに乗せて4ビートで歌う御大。実に上手し。  

 

なぜかフリオ・イグレシアスもスペイン語で歌っています。これは当時のプロモーション・フィルムなのでしょうね。スーツのデザインが時代を雄弁に語ります。  

 

2019年にわが国で行われたラグビー・ワールドカップでも、各会場で試合前に歌われた「スウィート・キャロライン」。野球では、ボストン・レッドソックスのフェンウェイパークでも合唱するそうです。 

 

作家としても歌手としても、時代に残る歌を残したニール・ダイアモンド。彼のコンサートにスウィート〇〇ちゃんと一緒に行って、大声で合唱したかったなぁと思うのですが、残念ながら来日コンサートは一度もなかったそうです。