ケリー・クラークソンのクリスマスアルバム

『若草物語』(原題は『Meet Me In St.Louis』)で、ジュディ・ガーランドが歌って広く歌われるようになったクリスマスの定番曲2回目は、女声歌手のご紹介です。

この「ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス」を作ったのは、ヒュウ・マーティンとラルフ・ブレインのコンビです。

2回目の1番手は、アメリカの新人発掘のオーディション番組『アメリカン・アイドル』で2002年に登場したケニー・クラークソン。

YouTubeにいろいろ動画がアップされていて、これがとても素晴らしくて気に入りました。ややカントリー・ミュージック色があるので、カントリーが苦手なかたには敬遠されるかもしれませんが。


ケリー・クラークソン




次は、クリスティーナ・アギレラがブライアン・マクナイトとデュエットしている映像です。

アギレラはエクアドルの父とアイリッシュ・アメリカンの母との間に1980年にNY生まれ、抜群の歌唱力で人気を得ました。映画『バーレスク』(2010年)ではシェールとの共演が見ものでした。迫力ありすぎ(笑)でした。

クリスティーナ・アギレラで「ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス」




カーペンターズもヴァースから歌っています。カレンさんの声は、聴くだけで心安らぎますね。1983年に32歳の若さで亡くなったのが残念でなりません。




同じく48歳で亡くなったホイットニー・ヒューストンも「ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス」を歌っています。

彼女は元ファッションモデルだったそうで、日本でのデビュー・アルバムのジャケットが白い水着で素晴らしいプロポーションだった(のでCDを買ったのではありませんよ、念のため)のですが、そのCDがなぜか行方不明となり輸入盤を買い直したらジャケットが全然違う上半身アップの写真だったのでビックリした記憶があります。日本のレコード発売元、ちょっとあざとい。でも惹かれて買った人も多かったのかもしれません(笑)。

1983年に敏腕プロデューサーのクライヴ・デイヴィスの目にとまり、1985年にデビューアルバム『そよ風の贈りもの』は世界で売れました。また映画『ボディガード』も大ヒット、ついでにサントラも爆発的に売れました。

でもボクには映画の内容はよく分かりませんでした(苦笑)。




次は、ダイアナ・クラール(ピアノ弾き語り+トリオ)。

最後のピアノ・フレーズが「ジングル・ベル」です。この人は、カナダ生まれでジャズ・ピアニストとしてキャリアをスタートさせています。確かJVCジャズフェスのライヴ番組でのピアノ演奏を観て一気にファンになりました。歌ったのは後になったからだと思いますが、アルバム『ルック・オブ・ラブ』
(プロデュース:トミー・リピューマ、弦のアレンジ:クラウス・オガーマン、エンジニア:アル・シュミット)には痺れました。いまも愛聴盤の1枚です。もう51歳です。ご主人はロック・アーティストの、エルヴィス・コステロ。




ゾクゾクと登場する女声ヴァオーカリスト。次はヴァネッサ・ウィリアムズです。

ヴァネッサ・リン・ウィリアムスは、1963年生まれ。アメリカのR&B/ポップ/ミュージカルシンガーで女優です。

ボクは、いつかFMで聴いた彼女の歌が忘れられず、タイトルも分からないまま(ネット検索もない時代です)CDショップを探し回ったことがありました。

探し当てたので、ビルボードの全米シングル、R&B部門ともに第1位に輝いた代表作「セイヴ・ザ・ベスト・フォー・ラスト」だったことを今も思い出します。






女声歌手の最後は、エラ・フィッツジェラルド

エラ・フィッツジェラルド(Ella Jane Fitzgerald、1917年4月25日 - 1996年6月15日)は、言うまでもなくアメリカのジャズ・シンガー。ビリー・ホリデイ、サラ・ヴォーンと並び称される20世紀の女性トップ・ジャズ・ヴォーカリストの1人です。

ここではさすがの歌唱力を聴かせてくれています。



さてようやくコーラス・グループの登場ですが、女声版「ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・クリスマス」攻勢でおなかが一杯になってきました。


後に控えしコーラス・グループは、次回にします。必ず24日までに投稿しますので・・・^_^;)。