いまさらのジャズ定番曲。エリントン御大と同楽団のビリー・ストレイホーンが作曲したのが、1953年。それから5年後に歌詞を付けたのがジョニー・マーサー。「酒バラ」「月川」いずれも彼の作詞です。

また六本木にはサテン・ドールなるジャズ・クラブの老舗もあり、多くのアーティストが出演しています。が、かくゆうボクは2年位前に行ったきり。ぜひまた行きたいと思いつつ・・・。


なんといってもこの曲は、デューク・エリントン楽団の演奏からスタートしなければね。




次はこの歌の定番、エラ・フィッツジェラルド(with Duke Ellington Orch.)です。ちなみにエラさんはライヴを除いても最低4回は録音しているそうです。




ボクが一時凝っていたロレンツ・アレキサンドリアの姉御感炸裂のヴァージョン(笑)。




実は「サテン・ドール」とくればカーメン・マクレエの大姉御ヴァージョンが大好きですが、その愛聴盤『The Great American Songbook』(アトランティック2枚組、ダンテでのライヴ)はYouTubeには見当たりません。ムム、残念です。


そこで箸休め的な(失礼!)我らが小野リサさんに登場してもらいましょ。この人の脱力感が大好きなのです。




ところでいつの間にやら肥満を解消したのか、スリムになった(前に比べるとですが(笑))パティ・オースティン。2007年スイス・バーゼルにてのHD動画。シャープです。




インストもヤマほどありますが、しっとりジョー・パス・トリオの演奏で。




最後は、惜しまれつつ亡くなったミシェル・ペトルチアーニ、1993年 Stuttgarter Jazztageでの熱演です。




日本のジャズ・シーンで「ミスティ」と並ぶ定番曲ですが、どうやら作曲はビリー・ストレイホーン一人との説もあります。

とはいえエリントン御大の偉大な業績評価がブレるわけではありませんよね。