1947年の同名映画(邦題『大地は怒る』の主題歌として、映画音楽の巨匠(らしいが、ボクは知りませんでした笑)ブロニスラフ・ケイパーが作曲したもので、後にネッド・ワシントンが詞を付けました。

いまや誰でも知ってるスタンダード・ナンバーですよね。

ケイパーの代表曲の一つで、ほかに有名なのは「インヴィテイション」。ネッド・ワシントンは、いうまでもなく「星に願いを」(『ピノキオ』の主題歌)の作詞で知られていますね。

まずはインストの王道です。

Miles Davis。コルトレーン、キャノンボール、ビル・エヴァンスを加えたクンテットによる『1958マイルス』に収録されています。



次はピアノ。リリカルなプレイが好きです。

Keith Jarrett Trio



もう一人、あまりYouTubeに演奏が上がっていないピアニストです。好きです、ウィントン・ケリー。

Wynton Kelly Trio 1959




これは珍しい演奏ですが、残念ながらリンクでしか聴けません。一聴に値する異色の名演奏。かのアルバート・アイラーです

From the album "MY NAME IS ALBERT AYLER."
Danish National Radio Studios, Copenhagen, Denmark, January 14, 1963.

 ⇒アルバート・アイラーの演奏へのリンク


次は、ウタもの。ネッド・ワシントンの作詞ですが、どうもボクには意味不明に思えます(笑)。どなたかご指南いただきたく。

Sarah Vaughan、結構この曲をオハコ(十八番)にしていますよね。




こんな映像に出会えて、幸せ。かの『真夏の夜のジャズ』から5年後のスウェーデンにて。アニタ姐さん、カッコイイ!!

Anita O'Day in Sweden 1963



ボクの愛聴していたマーク・マーフィーは見つかりませんでしたが、この人のこの曲も絶品です。


Johnny Hartman





さて最後は、大好きなシンガーズ・アンリミテッドで。アカペラを身上とするコーラス・グループですが、何枚かある録音のバンド演奏付アルバムから。

The Singers Unlimited. band arr. by Clare Fischer.
Vocals Arranged By Gene Puerling




いまクリスマスの季節に、この人たちのアカペラによるクリスマス・アルバムは、わが家の定番です。

このブログをお読みいただいているすべての方にお薦めしたいと思います。



$♪blowin' in the music シンガーズ・アンリミテッドのクリスマス・アルバム。地味~なジャケットですが(笑)内容は最高です。