2008年6月にボクがアメブロを始めてからもう4年が経ちました。お読みいただき、ありがとうございます。

当時、ブログには全く興味がなかったのですが、ある日マンハッタン・トランスファーのアルバムをYahoo!で検索していたら、とんでもないくらい超詳細でマニアックにディスコグラフィーを作っておられるアメーバーブロガーさんのページに出くわしました。

それがアメブロとの最初の出会いでした。

読んでるうちに、自分でもできそうな気がしたものの書き方がまったく分からないので、その方のアメブロページを右クリックして「ソースの表示」を開いて丹念に「写真、動画」の部分のメタデータを読み込んでから真似して貼り付けてみました。

偶然でしょうが書き込みや貼り付けができたのが嬉しくて、以来病みつきになり4年も経過したというわけです。

さてpopfreakブログの最初半年ほどは、2人のしりとり形式。今日の曲もそのとき「ヘップバーンとマンシーニ」というタイトルで書いたので再掲するのが気が引けますが、当時とは内容が違うのでお許しいただくとして。


いうまでもなく、「ムーン・リヴァー」とくれば映画『ティファニーで朝食を』。ヘップバーンの歌うシーンは何度見ても素晴らしいですね。

以前にも書いたのですが、こんなエピソードがあります。

映画の撮影が終わって最初の試写会が終わったとき、その映画会社の新社長が、なんとこの「ムーン・リヴァー」のシーンをカットしようと提案したのだそうです。この曲は映画には不要だとか言ったらしい。

それを聞いたヘップバーンが猛烈に抗議してなんとか削除されずに済んだと、ヘップバーンの死後発売された自身のビデオを見ていたら本人がそうコメントしていました。本当に分からず屋がいるものですね、世の中には。


これが、あやうくカットされかかった名シーンです。



次は、女性歌手でネットリ系の代表、バーブラ・ストレイザンド



英国のサラ・ブライトマンも、おくらと山芋を日常食にして美声を保っているという来日時のインタビューが忘れられません(笑)。この動画は1コーラスのみ。短いですが、こちらも糸引くネバネバ系(笑)。




次はアッサリ・クラプトンさん。

なんとエリック・クラプトン&ジェフ・ベックが「ムーン・リヴァー」ですよ、ビックリ。大人のロッカーのマンシーニ節は心に沁みます。(2コーラスからクラプトンが歌います)




もう一人、意表をつくエルトン・ジョンで。フランス語まじりでおしゃべりの後、1分過ぎから歌います。





最後は、世界に愛される「ムーン・リヴァー」を広げた功績を讃えてアンディ・ウィリアムスで。




この曲を聴くと思い出す記事があります。

『ビルボード・ナンバー・ワン・ヒッツ』という歴代1位の紹介本にわれらが「上を向いて歩こう」(日本語の歌でビルボードの1位獲得!)の紹介箇所があるのですが、そこにはこう書いてありました。

“「上を向いて歩こう」を「スキヤキ」と名付けるのは、「ムーン・リヴァー」を「ビーフ・シチュー」と命名するようなものだ”と。



世の中には分からず屋サンとお見通し屋サンとがいるものですね。