ボクがフィガロ(前回ブログ)の次に乗ったのは、光岡自動車。Viewt(ビュート)です。

$♪blowin' in the music 光岡自動車のViewt

これがビュートです。

富山の超マイナーメーカー、光岡をご存じないかたにYouTubeで見つけたMXテレビのニュースです。興味ある方はどうぞ。



このニュースで紹介されているのは「卑弥呼」で、少し前は「おろち」というスポーツカーを売り出しています。かと思うと一人乗りの自動車とか、とても面白い会社です。

なによりもビュートは、エレガントでした。

本体はニッサン・マーチ(旧型)で、車体をはずして入れ替えたもの。いわば“改造車”(笑)です。

$♪blowin' in the music かつての愛車ビュートの外観(同色)


なかなかチャーミングな外観ですが、1000CCなので余り馬力がなく、坂によわい、荷物が少ししか載らない、というのが問題でした。が、そんな欠点を補うにあまりあるルックスに満足していました。

しかしどういうわけかか、年配の男性の心をくすぐる車らしく、信号待ちしているときなどにジロジロ見るのは決まってオッサン、それも相当年配の方ばかりでした。

若い女性に見てもらいたい(汗)と思っているボクには、それが唯一残念でなりませんでした。

さてさて本題。ビュートに似合う音楽といえば、例えばこれ・・かな。

The Serchers/Love Portion No.9



ちょっと時代遅れの、誇り高いポップスがピッタリでした。

ところでビュートには、モデルとなった車があります。

60年代に一世を風靡した(らしい)イギリスのジャガー・マークIIです。

これがその写真。そっくりでしょ。

$♪blowin' in the music オリジナルのジャガー・マークII

なんどか本物を見たことがあります。実に格調の高いイギリス人の誇りを象徴するようなエレガントな車です。ジャガー・マークIIにふさわしい音楽、探してみました。

オイゲン・キケロのバッハ管弦楽組曲第二番(バティネリ第7曲)



オイゲン・キケロは、ジャック・ルーシェの『プレイ・バッハ』の数年後の登場したジャズ・ピアニスト。アルバム『ロココ・ジャズ』は愛聴盤でした。

そもそもボクの車と音楽の原点は、学生時代に賀茂川堤を走っていたときにカーラジオから流れた「男と女」です。

車と音楽のマッチングの妙にしびれたのは、まるで昨日のこととのようですが、満開の桜の下をオープンカーで走る時にも「男と女」はピッタリです。精神年齢が成長しないもどかしさをどうしたものでしょうか

その学生時代に乗っていた車は、ニッサンのブルーバード

YouTubeを検索していたら、こんなさわやかな「ブルーバード」を見つけました。これを聴きながら、みなさま、風邪などお召しにならぬように・・・。