アイス・スケート銅メダルの高橋選手が選んだ音楽は、ニーノ・ロータ

イタリア映画界の新しい時代に生まれた名作の一つ。大道芸人のザンパノ(アンソニー・クイン)と相方のジェルソミーナ(ジュリエッタ・マシーナ)の名演が世界中を沸かせた映画です。

$♪blowin' in the musicアンソニー・クインがトランペットを教えるシーン

高橋選手の演技で、ちょっとおどけた仕草はジェルソミーナの役回り(呼び込み兼道化)を表しているのでしょう。

監督は、巨匠フェデリコ・フェリーニ

YouTubeに“5分で分かる映画『道』のすべて、総集編”みないな映像がありました。



この映画のテーマは2曲。トランペットで奏でられる「ジェルソミーナ」と、マーチ調の「ラ・ストラーダ」。とりわけ劇中、ザンパノにトランペットを教わったジェルソミーナが吹く哀愁のメロディが人気となりました。

↓こちらはポスターなど静止画ですが。

LA STRADA THEME+SUITE w.FILM POSTERS



日本での公開は1957年(昭和32年)5月だそうです。

ちなみにこの映画でトランペットを吹いているのは、若き日のニニ・ロッソだと某映画本に書いてあります。

またフェリーニ=ロータは名コンビで、
・『甘い生活』
・『8 1/2』
・『サテリコン』
・『アマルコルド』
・『カサノバ』など数多し。

またニーノ・ロータには、『太陽がいっぱい』(監督はルネ・クレマン)という歴史的名曲がありますね。