2009年最後の書き込みは、コレ。popfreakらしからぬ教会音楽です。
この「ミゼレーレ」を作曲したのは、17世紀ローマ学派の作曲家グレゴリオ・アレグリで、ローマのシスティーナ礼拝堂聖歌隊で活動していたそうです。
ボクがこの神々しい合唱曲を知ったのは、HMV渋谷店のクラシック売り場。たまたま店内で流れていたのです。
マイ・コレクション
“啓示”(Revelation)とでもいいましょうか、400年の時空を超えた音楽にいきなりハートを鷲づかみ(笑)にされました。
このCDの演奏は、タリス・スコラーズ。ピーター・フィリップスが率いるイギリスの混声合唱グループです。(ただし動画ではありません。タリスのはこのヴァージョンしかYouTubeでは見つけられませんでした。ご了解を。)
Wikipediaによれば、「合唱の一方は4声、もう一方は5声からなる二重合唱のために作曲されており、かなりの名声を博してきた。合唱団の片方が聖歌〈ミゼレーレ〉の原曲を歌うと、空間的に離れたもう一方が、それに合わせて装飾音型で聖句の「解釈」を歌う。《ミゼレーレ》は今でもシスティーナ礼拝堂の聖務週間で定期的に歌われている。」ということです。
ところでこのCDを買ってしばらくして、タリス・スコラーズの演奏会が東京近郊であると知り、出かけました。この説明にあるように、あるパートではステージ上、客席中央の右と左のドア近辺にコーラスが分かれて、見事なハーモニーとアンサンブル(掛け合い)を聴かせてくれました。
ボクの席は前のほうでしたので、THXにも勝るほどのサラウンド効果に、しばし法悦の時を過ごしました。
タリス・スコラーズ
最近出向くコンサートは、村治さんのギター演奏、モーツァルトのP協奏曲やレクイエム、チェロのアンサンブルなどクラシックが多く、生ウタものやアコースティックな楽器の音色に強く惹かれます。
思えば人間の声を観賞するのは有史以来で、またコンサートで聴くヴァイオリン、ギター、チェロって、製作されてから数十年から何百年のものが多く、多くは木でできていて“究極のエコ楽器”なんですよね。
そんな感銘に浸っていたところ、意表をつく企画に出会いました。初音ミクが歌う「ミゼレーレ」ですって!
初音ミク/ミゼレーレ(2:22)
初音ミクは、2年ほど前に発売された音声合成ソフト。コンピューターで音楽を作る(DTM-Disk Top Musicというそうです)人たちに爆発的な人気となりました。
というのは、それまでは「演奏」を制作するソフトは多彩にあったものの、「ウタ」を歌う(歌わせる)ことはできなかったのがDTMの限界でした。
それが初音ミクの登場によって、音符通りに打ち込めば見事に音程が正確な歌(笑)を自在に歌わせることができるのですから、コンピューター音楽の革命児(娘)となりました。
それにまた、イラストが萌え(!)系で可愛いのも人気の秘密。コンピューターオタクのアイドルとしていまやフィギュアもあるそうですから、危ない(笑)世の中ですよ。マッタク。
ヴォーカロイドの初音ミク
さてさて、popfreakブログも始めてから1年半。いつまでも作りが素人で、また人気もいま一(いま二?いま三?)ですが、臆せずに続けられるまでやるつもりです。
仕事などの都合で週一更新が精いっぱいですが、よければ来年もお付き合いください。
この「ミゼレーレ」を作曲したのは、17世紀ローマ学派の作曲家グレゴリオ・アレグリで、ローマのシスティーナ礼拝堂聖歌隊で活動していたそうです。
ボクがこの神々しい合唱曲を知ったのは、HMV渋谷店のクラシック売り場。たまたま店内で流れていたのです。
マイ・コレクション“啓示”(Revelation)とでもいいましょうか、400年の時空を超えた音楽にいきなりハートを鷲づかみ(笑)にされました。
このCDの演奏は、タリス・スコラーズ。ピーター・フィリップスが率いるイギリスの混声合唱グループです。(ただし動画ではありません。タリスのはこのヴァージョンしかYouTubeでは見つけられませんでした。ご了解を。)
Wikipediaによれば、「合唱の一方は4声、もう一方は5声からなる二重合唱のために作曲されており、かなりの名声を博してきた。合唱団の片方が聖歌〈ミゼレーレ〉の原曲を歌うと、空間的に離れたもう一方が、それに合わせて装飾音型で聖句の「解釈」を歌う。《ミゼレーレ》は今でもシスティーナ礼拝堂の聖務週間で定期的に歌われている。」ということです。
ところでこのCDを買ってしばらくして、タリス・スコラーズの演奏会が東京近郊であると知り、出かけました。この説明にあるように、あるパートではステージ上、客席中央の右と左のドア近辺にコーラスが分かれて、見事なハーモニーとアンサンブル(掛け合い)を聴かせてくれました。
ボクの席は前のほうでしたので、THXにも勝るほどのサラウンド効果に、しばし法悦の時を過ごしました。
タリス・スコラーズ最近出向くコンサートは、村治さんのギター演奏、モーツァルトのP協奏曲やレクイエム、チェロのアンサンブルなどクラシックが多く、生ウタものやアコースティックな楽器の音色に強く惹かれます。
思えば人間の声を観賞するのは有史以来で、またコンサートで聴くヴァイオリン、ギター、チェロって、製作されてから数十年から何百年のものが多く、多くは木でできていて“究極のエコ楽器”なんですよね。
そんな感銘に浸っていたところ、意表をつく企画に出会いました。初音ミクが歌う「ミゼレーレ」ですって!
初音ミク/ミゼレーレ(2:22)
初音ミクは、2年ほど前に発売された音声合成ソフト。コンピューターで音楽を作る(DTM-Disk Top Musicというそうです)人たちに爆発的な人気となりました。
というのは、それまでは「演奏」を制作するソフトは多彩にあったものの、「ウタ」を歌う(歌わせる)ことはできなかったのがDTMの限界でした。
それが初音ミクの登場によって、音符通りに打ち込めば見事に音程が正確な歌(笑)を自在に歌わせることができるのですから、コンピューター音楽の革命児(娘)となりました。
それにまた、イラストが萌え(!)系で可愛いのも人気の秘密。コンピューターオタクのアイドルとしていまやフィギュアもあるそうですから、危ない(笑)世の中ですよ。マッタク。
ヴォーカロイドの初音ミクさてさて、popfreakブログも始めてから1年半。いつまでも作りが素人で、また人気もいま一(いま二?いま三?)ですが、臆せずに続けられるまでやるつもりです。
仕事などの都合で週一更新が精いっぱいですが、よければ来年もお付き合いください。