ホーギー・カーマイケルの不朽の名曲「スターダスト」に酔いしれているうちに、5日も経ってしまいました。
本日の「我が心のジョージア」も、同じくホーギー・カーマイケルの作曲です(作詞はスチュワート・ゴーレル)。
ボクは、本人が歌ったアルバム「ホーギー・シングス・カーマイケル」をLPで持っていますが、実はあまり聴いていません。ただただ感心するのは、洒落たジャケットとアルバム・タイトルです。
Hoagy Sings Carmichael
「我が心のジョージア」といえば、決定盤はこの名唱でしょう。レイ・チャールズがこの曲を録音したのは、1960年だそうです。
彼が自分の故郷ジョージアへの想いを切々と歌ってリバイバルさせたのは、ホーギー・カーマイケルがこの曲を作ってから30年もあとのことなのです。
⇒リンク
それにしても、「スターダスト」と「我が心のジョージア」が同じ人によって作曲されたことはにわかに信じがたいことです。おそらくレイ・チャールズのソウルフルな歌いまわしがこの曲のイメージ作りに貢献しているからなのでしょう。
さてさて、この人もこの曲を歌っています。こちらも魂にこたえます。
Billie Holiday
⇒リンク
では、作曲のご本人の歌で聴いてみましょう。でもこれはボクがもっているアルバムのヴァージョンではなく、YouTubeで見つけたSPヴァージョン(いまやSP盤をご存じない世代が大半でしょうが)。クレジットを見てビックリ!!!!
コルネットでジャズを変えたといわれるビックス・バイダーベック、ジミー・ドーシー(トミーの兄)、バド・フリーマン(サックス)、ヴァイオリンはジョー・ベヌーティ、中間派エディ・ラング、それにジャックTというすごい顔ぶれ。
まさにホーギー・カーマイケル自身が作曲した年に自分の楽団でこの曲を演奏し、自らヴォーカルを担当している貴重な音源です。
Hoagy Charmichael
Bix Beiderbecke (c); Ray Lodwig (tp); Jack Teagarden, Boyce Cullen (tb); Jimmy Dorsey (cl/as); Bud Freeman (ts); Pee Wee Russell (as);
Irving Brodsky (p); Joe Venuti (vln); Eddie Lang (g); Min Leibrook (bsx); Chauncey Morehouse (dm); Hoagy Carmichael (voc): New York,
September 15, 1930.
⇒リンク
【おまけ】ホーギー・カーマイケルを検索していたら、コーラス・グループ、ハイローズとローズマリー・クルーニーと共演しているテレビ番組らしきものを発見。ハイローズは、フォー・フレッシュメンと人気を二分していたジャズ・コーラス・グループで、ボクは大好きです。(このうちの2人が後にアカペラ・グループ、ザ・シンガーズ・アンリミテッドを結成しています。ご存じだったら嬉しいですが・・)
ローズマリー・クルーニーといえば、「家へおいでよ」の大ヒットで日本でも人気が爆発した女性歌手。
いまを盛りのジョージ・クルーニーの伯母にあたるといわれると、似た顔つきに見えますね。ハッキリした顔立ちの美男・美女家系なんでしょうか。
The Hi-Lo's Rosemary Clooney and Hoagy Charmichael
⇒リンク
アメリカのポピュラー音楽文化の幸せだった時代の映像です。なんだかわけもなく感無量です。
本日の「我が心のジョージア」も、同じくホーギー・カーマイケルの作曲です(作詞はスチュワート・ゴーレル)。
ボクは、本人が歌ったアルバム「ホーギー・シングス・カーマイケル」をLPで持っていますが、実はあまり聴いていません。ただただ感心するのは、洒落たジャケットとアルバム・タイトルです。

「我が心のジョージア」といえば、決定盤はこの名唱でしょう。レイ・チャールズがこの曲を録音したのは、1960年だそうです。
彼が自分の故郷ジョージアへの想いを切々と歌ってリバイバルさせたのは、ホーギー・カーマイケルがこの曲を作ってから30年もあとのことなのです。
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それにしても、「スターダスト」と「我が心のジョージア」が同じ人によって作曲されたことはにわかに信じがたいことです。おそらくレイ・チャールズのソウルフルな歌いまわしがこの曲のイメージ作りに貢献しているからなのでしょう。
さてさて、この人もこの曲を歌っています。こちらも魂にこたえます。
Billie Holiday
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では、作曲のご本人の歌で聴いてみましょう。でもこれはボクがもっているアルバムのヴァージョンではなく、YouTubeで見つけたSPヴァージョン(いまやSP盤をご存じない世代が大半でしょうが)。クレジットを見てビックリ!!!!
コルネットでジャズを変えたといわれるビックス・バイダーベック、ジミー・ドーシー(トミーの兄)、バド・フリーマン(サックス)、ヴァイオリンはジョー・ベヌーティ、中間派エディ・ラング、それにジャックTというすごい顔ぶれ。
まさにホーギー・カーマイケル自身が作曲した年に自分の楽団でこの曲を演奏し、自らヴォーカルを担当している貴重な音源です。
Hoagy Charmichael
Bix Beiderbecke (c); Ray Lodwig (tp); Jack Teagarden, Boyce Cullen (tb); Jimmy Dorsey (cl/as); Bud Freeman (ts); Pee Wee Russell (as);
Irving Brodsky (p); Joe Venuti (vln); Eddie Lang (g); Min Leibrook (bsx); Chauncey Morehouse (dm); Hoagy Carmichael (voc): New York,
September 15, 1930.
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【おまけ】ホーギー・カーマイケルを検索していたら、コーラス・グループ、ハイローズとローズマリー・クルーニーと共演しているテレビ番組らしきものを発見。ハイローズは、フォー・フレッシュメンと人気を二分していたジャズ・コーラス・グループで、ボクは大好きです。(このうちの2人が後にアカペラ・グループ、ザ・シンガーズ・アンリミテッドを結成しています。ご存じだったら嬉しいですが・・)
ローズマリー・クルーニーといえば、「家へおいでよ」の大ヒットで日本でも人気が爆発した女性歌手。
いまを盛りのジョージ・クルーニーの伯母にあたるといわれると、似た顔つきに見えますね。ハッキリした顔立ちの美男・美女家系なんでしょうか。
The Hi-Lo's Rosemary Clooney and Hoagy Charmichael
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アメリカのポピュラー音楽文化の幸せだった時代の映像です。なんだかわけもなく感無量です。