パラレルの政治力学 10 | 西森大学文芸部

パラレルの政治力学 10

その瞬間、ヘリコプターがものすごい勢いで上から飛んできた。あれは・・・たぶん表裏党員の小山内だな、見ないでもわかる。
「よーし細川君と隣のお兄さん、素直にわが表裏党に来たまえ。永遠の極上の生活を保障するぞ。来なければ・・・分かってるな」
はいはい知ってた。
そして次は永井がこう叫ぶ。
「お前らみたいな悪徳政治家に渡すくらいならこいつらを絶対殺す!」
「お前らみたいな悪徳政治家に渡すくらいならこいつらを絶対殺す!」
ほらな。
で、多分次の小山内の発言で暴発が一日早まる。ごめんなさい、僕はいいターミネーターにはなれませんでした。
「よし!なら今から政権合戦やろうか!これで永遠に決まるんだからちょうどいいじゃねえか!」
あーあ、言っちゃった。
「こりゃまずいな~。もっと悪くなっちゃった。」
またお兄さんが笑いながら言った瞬間遠くで爆発音が聞こえた。2回、そして3回目。リズムよく爆発していく。
「なんだ!」
永井と小山内が声をそろえて言う。やっぱり馬鹿と馬鹿は仲がいいじゃないか。
お兄さんの携帯でテレビを見てみると、
『先ほど原子力発電所2か所、火力発電所1か所が爆発したようです。あぁぁぁ!また一か所!』
案の定である。
ん、ちょっと吐き気がしてきた。喉から何か出てくる・・・・きれいな青い球が出てきた。子供の時飲み込んだビー玉か?
「お兄さんこれ・・・」
なぜかお兄さんの顔も青くなってる。
「これは・・・投票権だ。」
は?