こんにちは! 平岡です
先日の日銀金融政策決定会合の政策金利引上げの発表以降、ネットもテレビも金利の話題でもちきりですね!
「変動金利、いつ上がるの…?」
こんな不安を抱えつつ、マイホームの資金計画を進めているご夫婦も多いのではないでしょうか・・・
そんな中、先日お越しいただいた共働きのご夫婦から、非常に深〜いご相談をいただきました
奥様:「共働きなので、税金(住宅ローン控除)は2人分フルに使ってお得にしたいんです」
旦那様:「でも、金利上昇は怖いし、万が一の時に相手にローンの負担を残したくない・・・リスクは徹底的に排除したい」
ご夫婦:「それでいて、毎月の支払いやコストはできるだけ安く抑えたいんです!」
今日は、この「お得・安心・低コスト」をすべてクリアするための、2026年最新版・ペアローンの最強戦略を解説しますね!
1. ペアローンの落とし穴・・?実は・・!
まず、ご夫婦が「税金をお得にしたい」という場合、真っ先に候補に上がるのが【ペアローン】です
最大のメリットは、夫婦2人とも「住宅ローン特別控除」が受けられる点にあります
現在の税制では、住宅ローン控除率は0.7%です
例えば、旦那様1人の単独ローン(収入合算)だと、どれだけ奥様に収入があっても、控除を受けられるのは旦那様1人分(上限あり)だけです
でも、ペアローンにすることで、夫婦それぞれの所得税や住民税から、ダブルで減税の恩恵を受けることができます
ただ・・問題は諸費用(コスト)です
「ペアローン」は「ローン契約が2本あるため、銀行への事務手数料や印紙代などの諸費用も2倍(2人分)かかる!」という大きなデメリットがあります
そこで!
おススメなのが「連帯債務(れんたいさいむ)」という形です
これは、ローン自体は「1本」・・・この1本のローンを夫婦お二人で共同で返済していく仕組みです
ローン契約が1本なので契約に係る諸費用は1本で済みます!
それでいて住宅ローン控除は、ご夫婦それぞれの負担割合に応じて「2人とも!」フル活用できる優れものなんです!!
2. パートナーへの愛!「連生団信」でリスクを完全排除
ペアローンには最大の弱点(リスク)があります・・・
それは、「もし旦那様に万が一のことがあっても、奥様の分のローンはそのまま残ってしまう」ということ・・・
悲しみに暮れる中、1人の収入で自分の分のローンを返し続けるのは、想像以上に過酷です
そこで登場するのが【連生団信(れんせいだんしん)】です
これは、夫婦のどちらか一方に万が一のことがあった場合、あるいは所定の高度障害や3大疾病(特約による)になった場合に、「2人分のローン残高が、一瞬で【すべてゼロ】になる」という、夫婦のための最強の生命保険です
住宅金融支援機構のフラット35では「デュエット」、民間銀行でも「クロスサポート」などの名前で取り扱いが増えています
これをつけておけば、「お互いに借金を残さない」という最高の安心を手に入れることができます
ただし・・・
万が一に「連生団信」が実行された場合、債務を免除された方には後日、免除された残高に応じた所得税が課される可能性があります
ここは予め銀行にその取扱いを確認しておくとよいでしょう
3. 金利上昇局面のジレンマ…「変動金利で本当にいいの?」
税金はお得(ペアローン)・・・万が一も安心(連生団信)!
ここまでは完璧ですが、最後に立ちはだかるのが「金利」の壁です
「日銀も利上げに動いているし、変動金利だと将来の返済額が上がって、せっかくの安心が台無しになるかも・・・」
「でも、民間の固定金利や連生団信は、金利が上乗せ(+0.1%〜0.2%など)されてコストが高くなるし・・・」
ここで、前回のブログでお話しした”あの”神制度の出番です!
4. 解決策:フラット35「子育てプラス」×「連生団信」のハイブリッド!
金利上昇リスクを完全にシャットアウトしつつ、「連帯債務型」でコストも抑えて、住宅ローン康もも夫婦でフル活用!でローンを組む!
その答えが・・・
ジャジャ~ん!
【フラット35の『子育てプラス』に『デュエット(連生団信)』を組み合わせる】という方法です!
”子育て”という名称ですけど、対象はお子さんがいる家庭だけではありません!
”ご夫婦のいずれか一方が借入申込年度の4月1日現在で40歳未満”という条件をクリアーすることでも対象です!!
現在、フラット35の基準金利は3%を突破しています・・・
でも、「子育てプラス」のポイント制度(お子様の人数や、ZEHなどの住宅性能)をフル活用すれば、当初5年間は最大「年▲1.0%」の金利ディスカウントが受けられます
つまり、基準金利が3.0%だとしても、当初5年間は実質【2.0%】という低い固定金利で確定させることができるのです
さらに、フラット35の連生団信(デュエット)のコスト計算は非常に良心的です
民間銀行の多くが「金利に一律0.2%上乗せ」という形をとるのに対し、フラット35は「+0.18%」で加入できます
全期間固定金利なので、これからの日銀の動きに怯える必要は一切ありません
「家計の支出に上限(目処)をつけつつ、税金は夫婦でしっかり浮かせ、万が一の時はお互いを守る」
今の時代に共働き夫婦が検討される、もっとも合理的で賢い選択肢の一つ・・だと思うのですがいかがでしょうか!?
大切なのは「未来の引き算」
「フラット35」ではペアローンとはいわず、ご夫婦二人で1本のローン契約を結ぶ「連帯債務」形式をとります
今回のご夫婦には、このハイブリッドな資金計画をご提示しました
すると「これなら不安なく、お互い安心して仕事を続けられます!」と、パッと笑顔になっていただけました!
ただし、お二人で住宅ローンを組む際は、以下のライフプラン上の注意点も必ずセットで考えておいてください
・将来、出産や育児でどちらかが休職・退職する可能性はないか?
・住宅ローン控除の期間が終わった後、どちらの名義で繰上返済していくか?
購入前にしっかりご夫婦で将来のキャリアや家計のシミュレーション(ライフプラン)を行っているご家庭ほど、金利上昇期のリスクには強いです
金利のある激動の時代だからこそ、家族みんなが安心して笑顔で暮らせる「オーダーメイドの設計図」を、一緒に作っていきましょう!




