せろり
「育ってきた環境が違うから好き嫌いは否めない」
この歌詞に、星座、血液型、誕生日など諸々の占い要素は消し飛ぶ。
これら占い要素はその人単体で考えられたこと。
「生まれた後の環境」を揶揄した素晴らしい歌詞。
星や血液や誕生日って数が限られてるじゃない?
星座は12、血液は4(細分化すると沢山あるみたい)、誕生日は365.
でも「育ってきた環境」は無限∞。
育てた側、育ててもらった側のドラマ。
いろんな占いが発展している今としては、現代的な意見ではないか・・・。
何が言いたいかというと、星や月日や血液だけではわからない。
「育ってきた環境」「育ててもらった環境」を考えて欲しい。
自分のしてきたこと、自分にしてもらったことを考えないとね。
誰かに言っているみたいだけど、自分に言っているのです。
wakuさん
wakuさんがよく言っていた。
「したいことがあるなら偉くなれ」
これってばドンピシャ(的を得た)なことを言っている。
偉くなるにはいろいろな過程がある。
憶えなくちゃいけないこと+苦手で嫌いなことをしなくちゃいけないこと+結果をだすために頑張ること+評価されること+実績を残すこと+我慢しなくちゃいけないこと+人に嫌われること+むなしいと思うこと+それでも着いてきてくれる喜び+昔話のように思い出すとよくやったな自分と思うこと+自分のやってきたことに自信を持てるようになること+etc・・・。
「やりたいことをやるにはこの位努力しろ!!」という激励の意があるのだと思う。
「偉くなる」のが目的ではなく、「やりたいことをやる」という目的のための手段として「偉くなれ!」という激励。
そういうふうに思う。
「偉くなりたい」としか思ってない人はそこで止まる。
「とにかく偉くなりたい!」って思っている人は「贅沢したい!」とか、「金持ちになりたい!」っていう「幸せのかたち」ってのを周りの評価として気にし過ぎている人。
「人より贅沢したい」「人より金持ちになりたい」っていう「人より」っていう前置詞が付く文章になっちまうからね。
他人はどうでも良い。
みんな、自己中なんだから☆