診察のあと、先生から「羊水検査に興味はありますか?」と話しがありました。
「羊水検査ですか?」
とっさのことで、返事ができませんでした。
「はい。あれ?産婦人科の先生から話しがなかったですか?赤ちゃんの腎臓に拡張があるのと、年齢が高齢出産になるので羊水検査をおすすめします」
遺伝子検査のことは、38歳という年齢から妊娠初期から気になっていたのですが、どういったものがあるかは調べずにいました。
私が返事ができず固まってしまったので、先生がパソコン画面をこちらに向けてデータを映しながら話しを続けました。
「大腿骨の長さはちょうど平均です。みなさんにお伝えしてるんですよ、私達には話さないといけない義務がありますから。説明後に1割受けるかな。今日エコーで見た所1/200ですね」
「1/200ですか?」
「ダウン症の確立です。会ったことありますか?」
「あります」
「どうします?受けますか?」
「料金はいくらくらいかかりますか?」
「13万円です」
いま決断してほしそうで、焦りました。私の一存で決められない。それに羊水検査の話しが出るとは思ってなかったから。
「主人に相談します」
「わかりました。そうですね、主治医とも話してください。時間があまりないので早めに決めてください。できれば2、3日以内がいいですね」
私の声が小さく、主人を主治医と聞こえたようで先生はうなづきました。
夫と産婦人科の先生、2人に相談しようと思いました。
産婦人科の主治医の先生は電話で事情を話すと翌日予約をとってくださいました。
夜に夫に話すと、エコー写真を見ながら「みもは男の子なのか〜これからはみもたかな、羊水検査受けて陽性だったらどうするの?」と聞いてきました。
お腹の赤ちゃんを1人目は私がモアイ好きなので、もあちゃん、2人目はにもた、3人目はみもと呼んでました![]()
「産むか産まないかじゃないかな」
「検査受けなくていいんじゃない?」
「けど、もし何かあったら...」
「じゃ受けるかどうするかは任せるよ」
あっさりな夫からエコー写真を受け取ると、眺めながら悩みました。
羊水検査を受けてもし何かあるなら知っておきたい、けど見つかったら諦めてしまうかもしれない、うまれてくるのを楽しみにしてる子ども達がいるし私も楽しみにしてる、けどわかるのは一部の遺伝子結果のみ、うみたいけどもしの場合私達に育てられるのだろうか...お腹の赤ちゃんはかわいく思えるのに怖くもありました。
5歳だったお姉ちゃんが夫に赤ちゃんほしいとたびたび話してたのですが、妊娠検査薬が陽性になった頃「赤ちゃんうまれるよ」と言いだしてビックリしたのを思い出しました。
長い時間エコー写真で手遊びしてる赤ちゃんの姿を眺めながら考えましたが、この子に会って育てたいと思いました。
お姉ちゃんが「うまれるよ」って言ったこと、赤ちゃんはうまれるんだ、うまれたいんだと思いました。
翌日、産婦人科の主治医に時間を作ってもらったことをお礼を言うと
「いえいえ、こちらは大丈夫ですよ。それでご主人とは話されましたか?」
「はい、受けないでいようと決めました」
「そうですか、2人で決めたならそれで良いと思いますよ」
産婦人科では羊水検査をすすめられて受ける人受けない人半々くらいと先生は話していました。
