推薦入試…ちょっと興味あるけど、でも、今からじゃ遅いんでしょ?
高校3年の春。ようやく受験に目を向けてきたころ、そんなことを考える人多いと思います。
それはおろか、推薦入試の概念すら捨てている人もいるでしょう・・・
今回の記事では、推薦入試をいつどのタイミングで決めるかについて、私の実体験を交えながらお話ししたいと思います!
まあ皆さん、普通に考えると、高校3年の春から推薦入試を考えるって、
正直無謀って考えません?
高校3年の春っていうと、2年間の評定平均出ちゃっててそう簡単に評定平均って変動できないし、
実績を積もうにもそんなことしてる暇があったら一日でも早く一般入試に向けて勉強したほうがよくね?と考えるでしょう。
実際に私もそう考えました。
そんな考える暇ないわぁー、さっさと予備校とか塾とか決定して準備始めよーとか呑気に当時の私は考えていました。
が!!!
高3の春、駿台の進学相談会に母とともに参加したとき、私は推薦入試の道があることを
進学相談会の会場のホテルに設置されたタリーズコーヒーで気づいてしまったのです!
では詳しく説明していきましょう!
確かに、高校1年の時から推薦のために評定平均を上げておくのは得策で、
推薦入試を利用しようと考える人はもっと計画的であるべきです。
しかし、まあ人間というのはなるべく苦労をしたくないし、できれば楽したいわけです。
私もそんな人間でして、どうにかして大学受験も最低限苦労を減らしたいと考えました。
そこで、下記から高校3年生の春からでも推薦入試を受けることができるという紹介をしていきたいと思います!
推薦入試の試験概要は主に書類審査と小論文・面接試験の2段階に分かれています。
・書類審査(及び一次審査)
まあその名の通り、書類選考です。
推薦入試を受ける際に一番皆さんが気にするところですね、評定平均とか、実績とかです。
また、実績の書かれたペーパーのほかに志望理由書などといった志望動機を
約500~2000文字(大学によりけり)で書く必要があります。
書類審査では主に生徒自身にこの大学の推薦入試を受ける資格があるのかどうか、ということと、
それ以上に何か秀でた才能があるのかどうか、の2点を見ています。
後者に関してはGMARCH以上の大学が重視している視点といっても過言では無いでしょう。
・小論文・面接試験(及び二次審査)
これもまた漢字の通りですね笑
書類審査が通った生徒たちに待ち受けるのは、今までやったことがないであろう小論文を書かせる試験。
さらに大学によって差はありますが、平均して10分程度の面接(この面接にも多くの種類がありますが、それは別に機会にてお話しします)が用意されています。
この二次審査ですが、小論文はいかに論理的でまとまった文章を書くのかが勝負です。
面接も文章では伝わってこない生徒自身を見つめる大事な機会です。
志望の大学によっては、小論文のみ、面接のみ、はたまたどちらもあり、といった多種多様な二次審査が用意されています。
やっぱ高校3年の春からじゃ遅いし無理なんじゃない???
ここまで読んでくださった皆さんはそう思うでしょう、私だってそう思ってました。
ここで皆さんが考える、無理!と思う理由をいくつか立ててみましょう。
①まず評定平均が数か月で上がるわけないじゃん
確かに。評定平均って0.1上げるにも大変なんですよ。
だから高2の時点で評定平均3.4以下とかマジで無理じゃん???とか思うでしょう。
②そもそも目立った実績とか持ってないし
そうなんですよね、高2までしっかり遊んじゃうと実績とかないんですよ。
あとは部活入っててもレギュラーじゃなかったら実績に入んないとかありますし、特にコンテストとかでも入賞したことないってなると
まあ八方ふさがりといいますか・・・・
③ていうかみんなも一般受験なんだし難しそうな推薦入試は嫌だ
難しい、複雑っていうのは否定できないです。
正直一般入試はスカッとやるべきことが目に見えてますけど、推薦入試は自分で決めなきゃいけないことが多いので、一見複雑そうに見えますし、管理能力がないとやっちまった!ということになりかねないです。
④書類審査はいいけど、小論文とか面接って難しそう
確かに、面接はともかく小論文の勉強って今まで普通の中学生高校生してきた人間からすると未知の学問なんですよね。
そもそも作文とか感想文と何が違うの?から始まりますし、自分で採点できるものじゃないので人の手が必要です。
⑤高3の春から推薦目指しても、もし失敗したら勉強する時間なくなるよ
怖い選択になると思います。
失敗のタイミングにもよりますが、二次審査で不合格となってしまった場合、最悪12月からの一般受験の勉強をしなくてはなりません。
早ければ9月で切り替えとなりますが、9月でもほかの全国の一般受験者の勉強時間と勉強量に比べたら歯が立ちません。
以上5点、皆さんが思うであろう不安要素を書き足してみましたが、当てはまる点が多いでしょう。
ですがこれを紹介しただけでは私の記事は終わりません。というかこれで終わったらこの記事に意味がなくなります。
ではでは、①から順に一つずつ不安を解決する方法(もとい反論)を次の記事にて説明していきましょう!