そばにいてくれるだけでいい
アトムの短い短い闘病日記です。
この記事を書き出した頃はまだFIP確定ではなかったので、希望を持ってました。
記事のタイトルも書き出した当初のままにしました。なので、違和感等あるかもしれませんが、亡くなった今でもそばにいてほしいと願う気持ちは変わらないので……
10月28日のアトム
腹水がたまっています。
お水をよく飲んでいます。濃い色の尿が出ています。便は少し緩いかな…て程度でした。
ご飯にセフゾン(抗生剤)をかけてカルカンパウチ半袋を時間をかけてチビチビと2回。
トイレに起きるとトイレ砂を拾い食い。カリポリ噛んで食べてます。貧血だとそうするコもいるみたいですね。
トイレの前後に水を飲んでご飯もチビっと食べてました。
リンデロン(ステロイド)0.5ミリ服用。
食べたりトイレに行ったりする以外は寝てます。
口元に黒いかさぶたみたいなのが出来てます。
29日は
セフゾン入りのカルカンパウチ半分をチビチビ。
途中、リンデロン0.5ミリ服用。
ねこのゴールドムーンで購入したサプリ「プロサプライワンダーDX」を1ミリずつ3回。
miccuさんからいただいた「スピルリナ」1粒。
どちらも免疫力アップを願って。
ミルク少々。
夜に1度嘔吐。
トイレ、間に合わなかったのが2回。
濃い色の尿。ほぼ茶色。
ウランと並ぶとアトムの発育が止まってるのがわかる…小さい顔、小さい肩、小さい手足。。。
立つとわかるんですが、お腹が横に張り出してたのが下に下がって出てる。
相変わらず全身で呼吸してます。頭が一呼吸ごとに大きく揺れるほど…
みみさんからいただいた健康守を、アトムが寝てるキャリーにつけました。
30日
いつもと同じようにカルカンパウチ半分セフゾン入りを朝出したものの、完食できず。
水はちょこちょこ飲んで、トイレも頻繁に行ったけど妹の布団などにシッコしてしまったり…
目つきが日に日に変わってきたし、お腹はパンパンなのに呼吸するたびに肋骨が浮き出るほど骨と皮な体型になってきてます。
薬はセフゾン2回、リンデロン0.5ミリ
サプリはプロサプライワンダー、スピルリナ、乳酸菌。
ねねママさん→スコママさん→我が家に届けていただいたサプリを最初は少しずつ。
31日
朝はいつものように台所に立つ私の足元に来ましたが、ご飯を出す頃には部屋に戻っていました。
私は仕事に行き、妹が見てくれてました。
お昼過ぎから動かなくなり、妹の膝でずっと寝てたんですが、シッコも便もおもらし。もう全身に力が入ってなかったんでしょうね…
私が仕事を終え、帰宅途中に妹から電話。
「病院に行ったほうがえぇと思う」
急いで帰ると…
うつろな目で、一生懸命に呼吸しているアトムがいました。
病院に電話を入れてすぐに連れて行きました。
先生は「アトムくん苦しそうですね…僕、席を外しますから、お二人で(安楽死させるかどうか)話し合ってください」
と言って部屋を出て行かれました。
私と妹は特に会話せず、私は苦しむアトムを見ながら、アトムはどうしてほしいのだろう…と考え続けてました。
先生が戻ってきた時に出した答えは、「ステロイド注射を1本お願いします。連れて帰ります。」
先生にはアトムの命がもう長くないことが当然わかっていたと思います。だから、私があれこれ聞いた事はやんわり断られました。
苦しみを持続させるより、穏やかに逝かせてあげたいという気持ちもありましたが、もしかしたらまだ…という気持ちも正直ありました。
でも…
家に帰って、アトム喉が渇いてるんじゃないかな…と思い、シリンジで水を口に入れたら逆流して。
その時にお別れの時が近い事を知りました。
アトムを私の部屋のケージに入れてカイロで暖かくして静かに寝かせ、私は少しその場を離れたんです。
部屋に戻った時…アトムは旅立っていました。
なにもかも早い進行。
まさかこんなに早く…
私は叫んで妹を呼びました。
アトムを抱いて泣いて謝り続けました。
アトムの最期の時、傍にはじゅんがいてくれてました。それだけが救いでした。
それから私は、アトムを温かいシャワーで綺麗に洗いました。
タオルでくるみ、明け方まで抱いてました。
いっぱい撫でました。
それから少しだけ一緒に寝ました。
私は1日、お昼過ぎまで仕事だったのですが、そのあとはアトムと過ごしました。
抱っこして…
撫でて…
2日、アトムのお葬式をしました。
ほんとに短い短い一生でした。
アトムは、最高に可愛い天使です。これからもアトムの思い出と共に5にゃんと楽しく過ごしていけたら、と思っています。
アトムにFIPの疑いが出てから、コロナウイルスやFIPについて何も知らなかった私は必死に調べ、色んな方にご教授いただきました。
未だ解明されていない不治の病とも言うべきFIPとこれから先、向かい合う方がいたら少しでもお役に立てればと書きはじめました。
ただ残念ながら進行が早くデータとしては中身が少ないです。
老齢や1歳未満の免疫力の弱いコでコロナウイルスに感染している場合、注意してあげなくてはいけません。
コロナウイルス自体は、悪さしませんし、お外出身であろうがペットショップ出身であろうが全体の80%が持っていると言われています。
FIPは、コロナウイルスが突然変異したものと言われています。
突然変異する要因として多頭飼育によるストレスや避妊・去勢手術、など言われてます。
FIPには、歩行困難やふらつき・てんかんなど神経症状の顕れるドライ型と、腹水・胸水などがたまるウェット型とあり、混合型もあります。
黄疸・貧血・発熱などの症状も出ます。
アトムは腹水・下痢・発熱・黄疸・貧血のウェット型でした。
治療としては現在の医療では完治させる事ができないので対症療法になります。
インターキャット、ステロイドのプレドニゾロンやビムロン、塩酸オザグレルなどが良いという情報と、免疫力をあげるためのサプリや乳酸菌なども効果があるようです。恵ヨーグルトなど。
猫は人や犬に比べてステロイドに対し耐性が強いそうです。副作用を心配される方や医師もいますが、ステロイドで好転する場合もあります。…アトムはまったくダメでしたが。
アトムが使ったのはプレドニゾロンではなく、リンデロンだったんですが…プレドニゾロンをお願いする前に亡くなってしまいました。
FIPに有効なお薬とワクチンの開発を一日も早く願っています。
スコママさんからいただいたお守りは、ウランに引き継ぎました
ありがとうございました
そして、支えてくれる皆さまに感謝
心から
ありがとうございます
これからも
よろしくお願いします
この記事を書き出した頃はまだFIP確定ではなかったので、希望を持ってました。
記事のタイトルも書き出した当初のままにしました。なので、違和感等あるかもしれませんが、亡くなった今でもそばにいてほしいと願う気持ちは変わらないので……
10月28日のアトム
腹水がたまっています。
お水をよく飲んでいます。濃い色の尿が出ています。便は少し緩いかな…て程度でした。
ご飯にセフゾン(抗生剤)をかけてカルカンパウチ半袋を時間をかけてチビチビと2回。
トイレに起きるとトイレ砂を拾い食い。カリポリ噛んで食べてます。貧血だとそうするコもいるみたいですね。
トイレの前後に水を飲んでご飯もチビっと食べてました。
リンデロン(ステロイド)0.5ミリ服用。
食べたりトイレに行ったりする以外は寝てます。
口元に黒いかさぶたみたいなのが出来てます。
29日は
セフゾン入りのカルカンパウチ半分をチビチビ。
途中、リンデロン0.5ミリ服用。
ねこのゴールドムーンで購入したサプリ「プロサプライワンダーDX」を1ミリずつ3回。
miccuさんからいただいた「スピルリナ」1粒。
どちらも免疫力アップを願って。
ミルク少々。
夜に1度嘔吐。
トイレ、間に合わなかったのが2回。
濃い色の尿。ほぼ茶色。
ウランと並ぶとアトムの発育が止まってるのがわかる…小さい顔、小さい肩、小さい手足。。。
立つとわかるんですが、お腹が横に張り出してたのが下に下がって出てる。
相変わらず全身で呼吸してます。頭が一呼吸ごとに大きく揺れるほど…
みみさんからいただいた健康守を、アトムが寝てるキャリーにつけました。
30日
いつもと同じようにカルカンパウチ半分セフゾン入りを朝出したものの、完食できず。
水はちょこちょこ飲んで、トイレも頻繁に行ったけど妹の布団などにシッコしてしまったり…
目つきが日に日に変わってきたし、お腹はパンパンなのに呼吸するたびに肋骨が浮き出るほど骨と皮な体型になってきてます。
薬はセフゾン2回、リンデロン0.5ミリ
サプリはプロサプライワンダー、スピルリナ、乳酸菌。
ねねママさん→スコママさん→我が家に届けていただいたサプリを最初は少しずつ。
31日
朝はいつものように台所に立つ私の足元に来ましたが、ご飯を出す頃には部屋に戻っていました。
私は仕事に行き、妹が見てくれてました。
お昼過ぎから動かなくなり、妹の膝でずっと寝てたんですが、シッコも便もおもらし。もう全身に力が入ってなかったんでしょうね…
私が仕事を終え、帰宅途中に妹から電話。
「病院に行ったほうがえぇと思う」
急いで帰ると…
うつろな目で、一生懸命に呼吸しているアトムがいました。
病院に電話を入れてすぐに連れて行きました。
先生は「アトムくん苦しそうですね…僕、席を外しますから、お二人で(安楽死させるかどうか)話し合ってください」
と言って部屋を出て行かれました。
私と妹は特に会話せず、私は苦しむアトムを見ながら、アトムはどうしてほしいのだろう…と考え続けてました。
先生が戻ってきた時に出した答えは、「ステロイド注射を1本お願いします。連れて帰ります。」
先生にはアトムの命がもう長くないことが当然わかっていたと思います。だから、私があれこれ聞いた事はやんわり断られました。
苦しみを持続させるより、穏やかに逝かせてあげたいという気持ちもありましたが、もしかしたらまだ…という気持ちも正直ありました。
でも…
家に帰って、アトム喉が渇いてるんじゃないかな…と思い、シリンジで水を口に入れたら逆流して。
その時にお別れの時が近い事を知りました。
アトムを私の部屋のケージに入れてカイロで暖かくして静かに寝かせ、私は少しその場を離れたんです。
部屋に戻った時…アトムは旅立っていました。
なにもかも早い進行。
まさかこんなに早く…
私は叫んで妹を呼びました。
アトムを抱いて泣いて謝り続けました。
アトムの最期の時、傍にはじゅんがいてくれてました。それだけが救いでした。
それから私は、アトムを温かいシャワーで綺麗に洗いました。
タオルでくるみ、明け方まで抱いてました。
いっぱい撫でました。
それから少しだけ一緒に寝ました。
私は1日、お昼過ぎまで仕事だったのですが、そのあとはアトムと過ごしました。
抱っこして…
撫でて…
2日、アトムのお葬式をしました。
ほんとに短い短い一生でした。
アトムは、最高に可愛い天使です。これからもアトムの思い出と共に5にゃんと楽しく過ごしていけたら、と思っています。
アトムにFIPの疑いが出てから、コロナウイルスやFIPについて何も知らなかった私は必死に調べ、色んな方にご教授いただきました。
未だ解明されていない不治の病とも言うべきFIPとこれから先、向かい合う方がいたら少しでもお役に立てればと書きはじめました。
ただ残念ながら進行が早くデータとしては中身が少ないです。
老齢や1歳未満の免疫力の弱いコでコロナウイルスに感染している場合、注意してあげなくてはいけません。
コロナウイルス自体は、悪さしませんし、お外出身であろうがペットショップ出身であろうが全体の80%が持っていると言われています。
FIPは、コロナウイルスが突然変異したものと言われています。
突然変異する要因として多頭飼育によるストレスや避妊・去勢手術、など言われてます。
FIPには、歩行困難やふらつき・てんかんなど神経症状の顕れるドライ型と、腹水・胸水などがたまるウェット型とあり、混合型もあります。
黄疸・貧血・発熱などの症状も出ます。
アトムは腹水・下痢・発熱・黄疸・貧血のウェット型でした。
治療としては現在の医療では完治させる事ができないので対症療法になります。
インターキャット、ステロイドのプレドニゾロンやビムロン、塩酸オザグレルなどが良いという情報と、免疫力をあげるためのサプリや乳酸菌なども効果があるようです。恵ヨーグルトなど。
猫は人や犬に比べてステロイドに対し耐性が強いそうです。副作用を心配される方や医師もいますが、ステロイドで好転する場合もあります。…アトムはまったくダメでしたが。
アトムが使ったのはプレドニゾロンではなく、リンデロンだったんですが…プレドニゾロンをお願いする前に亡くなってしまいました。
FIPに有効なお薬とワクチンの開発を一日も早く願っています。
スコママさんからいただいたお守りは、ウランに引き継ぎました
ありがとうございました
そして、支えてくれる皆さまに感謝
心から
ありがとうございます
これからも
よろしくお願いします