ドミノ(2020年 アメリカ )

誘拐された娘の行方を追う刑事が、謎めいた犯人を追い詰めて行く中で事態が二転三転していく様子を描いたサスペンス。


監督は、ロバート・ロドリゲス。
出演は、ベン・アフレック、アリシー・ブラガ、J・D・パルド、ハラ・フィンリー、ダイオ・オケニイ、ジェフ・フェイヒーなど。


ストーリー:
最愛の娘ミニーを誘拐され悲しみに暮れる刑事ダニー・ローク。カウンセリングを受けながら復職した彼は、銀行強盗を予告する匿名の通報を受け、向かった現場で娘の失踪に関係していると思われる謎の男と遭遇する。不可解な現象に見舞われ、男を取り逃したロークは、匿名の通報者の居場所を探り当て、ダイアナという占い師の女性に辿り着くが・・・。
(作品情報より)



"冒頭5秒、既に騙されている"という意味深なキャッチコピーが目を引く作品。どういう事なんだろうと思いましたが、結果的に何のことはない、最初から騙すように作っているだけで、真相は後にならないと分からないようになっているだけでした。ただそれでも真相が分かった時には何だこりゃって感じで驚きがあります。中々考え抜かれた仕組まれた作品になっていましたね。話の内容も斬新的で、"ヒポノティック"といういわゆる人の脳をハッキングし脳を操ってしまうことができる能力のことで、これをテーマにしたサスペンスドラマです。娘ミニーが誘拐され、その父親であり刑事でもある主人公のダニー・ロークが、娘を探していく中で真相に近づいて行くと言う展開なんですが、後半どんでん返しの展開が待っています。この真実が分かって来るとさらに後半以降それが何度か現れ、現実だと思っていたらそれが非現実だったりするようなことが起こって行きます。最後のオチも何ともまだ続く・・・って感じの終わり方でしたね。