クーリエ:最高機密の運び屋(2020年 イギリス/アメリカ)
米ソ冷戦下に発生した“キューバ危機”に際し、ごく平凡な英国人セールスマンが核戦争の回避に大きな役割を果たしていたという驚きの事実を実話を基に描く。
監督は、ドミニク・クック。
出演は、ベネディクト・カンバーバッチ、メラーブ・ニニッゼ、レイチェル・ブロズナハン、ジェシー・バックリー、アンガス・ライトなど。
ストーリー:
米ソの軍拡競争が激しさを増していた冷戦時代。米英の諜報機関であるCIAとMI6が一人の男に接近する。彼の名はグレヴィル・ウィン。東欧諸国に工業製品を卸す平凡な英国人セールスマンだった。しかし、それ故にあるミッションの適任者として白羽の矢が立ったのだった。そのミッションとは、仕事と称してモスクワに赴き、ソ連側の情報提供者であるペンコフスキー大佐に接触して機密情報を持ち帰るというものだった。スパイとはまったく無縁だったにもかかわらず、成り行きで渋々ながらも情報の運び屋となったウィン。ペンコフスキーとの間で危険な情報の受け渡しを繰り返す中で、図らずも信頼関係を築き、友情をも育んでいくのだったが・・・ 。
(作品情報より)
実話に基づいた話です。米ソが対立する冷戦時代、核戦争一歩手前まで行ったキューバ危機、その裏で行われていたスパイによる諜報活動を描いた作品です。非常に緊迫感のある内容でした。この諜報活動の中で情報の運び屋となったのが民間人のグレヴィル・ウィン。このグレヴィル・ウィンを主人公として描かれたものです。そしてこのグレヴィル・ウィンによってもたらされた情報によってその後の核戦争回避に多大な貢献していたことが描かれてました。しかしその過程はグレヴィル・ウィンにとっては重圧と試練の連続でしたね。中盤以降ソ連がアメリカに情報が洩れれていることに気づき、ソ連側の協力者を亡命させるための作戦を決行したのですが、事前にその情報がソ連側に察知されていたため、グレヴィル・ウィンは捕らえられてしまいます。それからというもの長い獄中生活が始まるのですが、劣悪な環境の中でも彼は耐えて耐え抜いていきます。そして最後彼は解放されアメリカ本国に戻ることが出来ました。あの米ソのキューバ危機の裏側でこんな事が行われていたなんて全く知りませんでした。いやー、ほんとに驚きました。そのおかげて今があるんだと改めて感じるところです。

