ファイナル・カット(2004 カナダ/ドイツ)


この映画は、人の一生の記憶映像が脳に埋め込まれた小さなチップ(ゾーイチップ)に記録されている近未来の世界を舞台に描かれてはいるが、どこにフォーカスを当てて製作された作品なのかよくわからない。


少年の頃にとった行動の後悔に対して区切を付けたかったのか、ゾーイチップの脅威に対して警鐘を鳴らしたかったのか、終わり方が中途半端だ。


低予算で製作されたのだろうか、近未来なのに近未来的な映像CGはほとんどなく映像は現在に近い。


監督はオマー・ナイーム。主演は『レナードの朝』などの名優、ロビン・ウィリアムズ、共演にミラ・ソルヴィノ、ジム・カヴィーゼルなど。


時代は近未来、人々は脳に『ゾーイ・チップ』と呼ばれるマイクロチップを埋め込まれ、死後にゾーイチップは、編集者と呼ばれる人によって再編集され、追悼会で人生の輝かしい映像だけが上映される。


編集者として仕事をしていたアランは、ある日ゾーイ・チップを開発した大企業アイテック社の弁護士だった故チャールス・バニスターの未亡人から編集の依頼を受ける。


アランは、編集作業を進める中、後悔の念を引きずっていた少年の頃の記憶に関わる映像を見つける。


反ゾーイ活動をしていた元編集者助手のフレッチャーは、チャールス・バニスターのゾーイ記憶チップを手に入れようとアランに近づいて行くが・・・。



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