グリーン・ゾーン

グリーン・ゾーン(2010)

アメリカがイラクとの戦争を始める根拠となった大量破壊兵器、その真相を描くサスペンス・アクション映画。

これがアメリカなのかというそんな一端を見たような映画ですね。

「ボーン・スプレマシー」「ボーン・アルティメイタム」の監督グリーングラスと主演マット・デイモンが取り組んだ3作目の作品。

共演には『リトル・ミス・サンシャイン』のグレッグ・キニア、『ハリー・ポッター』シリーズのブレンダン・グリーソンなど。

アメリカ制圧下になったイラク、アメリカ軍のMET隊のミラー隊長とその部隊は、大量破壊兵器の所在を発見する任務についていた。

しかし、指示された捜索場所を何度捜査しても大量破壊兵器は、出てこなかった。しだいにミラーは、情報源に疑問を抱くようになる。

ミラーは、あるイラク人よりイラク要人が近くで会合しているとの情報を得て、その場所へ向かう。

銃撃戦の末イラク要人を取り逃がしてしまうが、その要人がアル・ラウイ将軍であったことを知る。

また、重要な情報を持つ人物を捕らえることが出来、手帳も手に入れる。

しかし、突然別の部隊が現れ、上部の命令だと言って、捕虜を連行していってしまう。

ミラーは、隠して手帳だけは渡さなかった。

別の部隊を指揮していたのが国防総省のパウンドストーンだったことを知る。

ミラーは、国防総省への疑念が深まる中、同じ疑念を持つCIAのブラウンと手を組み、真相の解明に乗り出していく…。

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