貧乏生活の末、妻にも逃げられ、金も底を付き、借家も追い出され、子供とホームレス生活になりながらも、何とか幸せをつかもうと努力する主人公クリスの成功するまでを描いた作品である。
特にこの作品のキーとなるのが、次のようなクリスと子供の会話だと思う。
子供が『大きくなったらプロのバスケットボールの選手になるんだ。』と言う。
クリスは『パパは、あまり上手くなかったから、おまえも同じだろう。だからあまりボールで遊ぶのはやめときなさい』と言う。
子供は『わかった。』と言う。
そしてクリスは考え直し子供に言い直す。
『誰かに無理って言われても諦めるんじゃない。パパでもだ。夢があるんなら、自分で守るんだ。自分が出来ないもんだから、人にも出来ないと言うんだ。ほしいものは掴み取れ。』
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