- 明日の記憶 (光文社文庫)/荻原 浩
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この作品映画化もされているようですね。
読み終わった後、同僚に言われて初めて知りました。
あまり映画見ないもので・・・。
話しは、
広告代理店の営業部長が、若干50歳にして若年性アルツハイマーになってしまうというもの。重要な仕事を抱え、一人娘の結婚式が近づいている中、残酷にも記憶がなくなっていく。
話しの流れは意外と淡々としていて、そう大きな盛り上がりはないのですが、この作品何だか吸い込まれていくようなところがあります。
一つは、
主人公の症状が進んでくるのですが、それの表し方が非常に巧妙です。
アルツハイマーになり、主人公が日記を書くところがあるのですが、それを読んでいると誤字脱字がありました。
最初、文庫本にまでなっている本になんで誤字が?と思ったのですが、よくよく考えてみると・・・。
二つ目は、
また、同じ日記の場面で「○月○日娘婿が来た」というのがあって、次のページをめくるとまた「○月○日娘婿が来た」というのが・・・。
もうこうなるとあからさまなんですが、あれ?さっきこれ書いてなかったっけ?とか確かめたりして、自分もアルツハイマーになっちまったんじゃないかと思うほど、ちょっとあせります。
また、主人公は佐伯というサラリーマン一人なのですが、私はこの物語には主人公が3人出てくると思いました。
一人は、内から見ている佐伯自身
もう一人は、外から見られている佐伯
そして最後は、読めばわかりますが、天使の佐伯と悪魔の佐伯
亡くなった祖母が認知症(アルツハイマーと認知症はちょっと違うようですが)だったので、なんとなく周りの家族の気持ちはわかるのですが、本人はこんな感じ方だったのかと感慨深いです。
昼休みにこれを読んだ後、歯磨きにいって
左手に歯磨き粉、右手にお箸をもっていた自分には冷や汗が出ました・・・。
明日からメモとろうかな。
【他人事ではない度】★★★★★
【オススメ度】★★★★☆
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