彼とのメールのやり取りが
3往復くらいになった頃。

「会いたいです」というメールが来ました。

私からは絶対
言うつもりはなかった言葉。

でもそれが彼の言葉なら、
私ももう我慢することはない。

「私も会いたい」

そう言って会う約束をし、待ち合わせ当日。

彼と無事再会。

久々に会ってよそよそしいのは
イヤだったので、

どこ行こうかとか
前と変わらず楽しく話し掛けて、

とりあえずカフェへ。

彼が2人分買ってくれて
ようやくゆっくり話しができる状態に。


バレンタインの日のことや
今どうしてる等、
お互いの近況を報告し合ったものの

何となく核心に触れられないせいで
話しが途切れがちに。



そう、私たちはある日突然、
ある出来事がきっかけでLINEを消しています。



私はだんだん会えた嬉しさよりも
起きた出来事が思い出されて

でも聞きたいことを素直に聞くことができず
よそよそしくなり、口をつぐんでしまう。

そんな中、彼は私に触れたかったのか
くっついてきたりしましたが

私はそんな気持ちになれず

わざと離れたりと
拒絶反応が出てきてしまった。


そして、段々お互いがよそよそしくなり
そのまま帰ることに。


電車は違う線なのですが、
その駅は偶然同じホームだったので

電車が来るまで、二人
よそよそしいまま過ごしました。

次の約束もしておらず、
このままお別れか。。

そう思った時。

彼から「LINE」と言われました。

ても私は「イヤだ」と言いました。



LINEが原因でこうなったのに
正直なんなの?と思いました。



彼が「なんで」と言うので

私は「もういやだから」と。


以下会話。


彼「なにが?」
私「もうイヤなの」
彼「だからなにが?」
私「…(首を振る)」
彼「イヤだLINE教えて」
私「だから本当にイヤな思いしたんだから!」
彼「え??」

そもそも彼が原因なのに何とぼけてるの、
と思い

これこれこうだった!!!と
我慢してた分、強く言うと

彼は「そうなの?!」

と驚くように言い、


聞けば、

何故か起きた出来事に対する
私の認識と彼の認識には
大きな相違がありました。






結局、その相違について

私は

彼の言う事を受け入れることにしました。






事実がどうだったかは、分かりません。






でも、それが彼にとって

私に知られたくない事実だったとしたら。



本当のことは絶対に明かさないだろうし

私自身、それを知る由もないので


それ以上、彼を問い詰めたり
聞くことはしませんでした。






飛び飛びになってしまいましたが、
こんな感じの顛末(てんまつ)です。






書いてる今も非常にもやもやして
グレーな出来事でしたが、もう忘れます。




いつまでも、何度となく蘇る
この記憶とは

これでさよなら。