子供の頃から鶏肉料理が好きで、
中でもからあげが好きです

「お弁当に欠かせないおかず」も、
まずNo.1が鶏のからあげ。
(ちなみにNo.2は卵焼き🍳
No.3はプチトマト🍅)
家でも、母がよく揚げてくれましたが、
皆、同じ数ずつ食べられるように
作ってくれたにも関わらず、
お腹を空かせたライバル(兄弟)同士、
激しい争奪戦が繰り広げられ

ゆっくり味わって食べる余裕が
無かったような

そんな訳で、
「食べ切れない程の鶏からを
心ゆくまで食べてみたい」と
思っていたものでした。。。
ところが思い掛けず、
そんな願いが叶ったのです

それは小学5年の頃。
移動教室の何日目かで訪れた水族館で、
イルカ&アシカショーを見学しながらの
ランチタイムに配られたのが、
山盛りの鶏のからあげ弁当でした!
ゴマ塩に小梅が埋まった白米ご飯に、
鶏のからあげ…
他に何のおかずが入っていたのか
覚えがない程、
鶏からのボリュームがスゴかった

そのボリュームと来たら、
食べても食べても一向にお弁当の底が
見えて来ない!
食べても食べても全然減らず、
これは魔法のお弁当か
⁉と思った程。

そんな風に夢中でからあげを食べながら、
ショーを眺めていると突然、
一段高い後ろの席にいた男子の
「わーっ!」という叫び声。
と、同時に何と
鶏からが降ってきたではありませんか

どうやら手を滑らせて、お弁当を
ひっくり返してしまったようでした。
が、その時ですら
私は食べる手を止めなかったのですから、
スゴい集中力。いや、食欲か

そうこうしているうちにタイムアップ

やっとお弁当の底が見えてきた所
だったのに、惜しくも食べ切れず

とにかく大好きなイルカショーを見ながら
「食べ切れない程の鶏からを
心ゆくまで食べてみたい」という
夢を叶えた思い出のお話でした

カロリー消費の早い成長期に
思う存分食べる事が出来て本当に良かった。
今なら、いくつ食べられるだろう
