今回は、絵を描く時の超重要テクニック、「三分割法」についてお話したいと思います。
絵の描き方には、手の描き方、顔の描き方、背景の描き方など、様々なコツがありますよね。でも、意外と忘れがちなのが、今回紹介する「三分割法」なんです。
このテクニックは、絵の描き方というより、デザインやレイアウトの考え方なのですが、絵を練習している人ほど抜けがちだったりするんですよね。
僕もよく忘れちゃうんですけど、三分割法を意識するだけで、シンプルな絵でも見栄えが良くなります。
三分割法ってなに?
三分割法とは、縦と横をそれぞれ3等分した線で画面を9分割し、その交点や線上に重要な要素を配置することで、構図を美しく整えるテクニックです。
写真や動画だけでなく、イラストや漫画を描く時にも使える、とても便利なテクニックなんです。
三分割法で絵を描きやすくしよう!
では、実際に三分割法を使ったレイアウトの例を3つほど紹介します。
例1:人物と吹き出し
人物の顔は、右上の交点に配置することで、自然と目が行くようになります。
地平線は、下3分の1のラインに配置することで、安定感のある構図になります。
吹き出しは、左側3分の1と下3分の1のラインに収まるように配置することで、まとまりのある印象になります。
例2:人物のアップ
人物の顔をアップにした例。
目を右上の交点に配置することで、目に注意を集めることができます。
例3:複数の人物
奥にいる人物の顔は、右上の交点に配置することで、奥行きを感じさせることができます。
手前の人物の目は、左下の交点に配置することで、バランス良く配置することができます。
吹き出しは、手前の人物の顔の近くに配置しています。これも3分割ラインを意識して、左側3分の1・上側3分の2の枠内に収めています。
三分割法のポイント
3分割をする際のラインは、厳密に3等分する必要はありません。だいたい3分割になっていれば大丈夫です。
線は薄く描き、後で消しましょう。デジタルの場合は、3分割線を引いたレイヤーを作っておくとよいでしょう。
色々な置き方(レイアウト)を試してみましょう。
三分割法で上手に見えるコツ
ど真ん中に見せたいものを置かないようにしましょう。これは、日の丸構図と言われる構図になります。デザイン的にはあまりカッコよくないからです。
三分割法を使ったレイアウトは、名作映画や写真などを参考にして構図を勉強しましょう。
まとめ
三分割法は、絵を上手に見せるための簡単なテクニックです。ぜひ、色々な絵で試してみてくださいね!
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最後まで読んでいただきありがとうございました!
P.S.
今回ご紹介した三分割法は、あくまでも基本的な考え方です。他にも様々な構図のテクニックがあるので、色々試してみて、あなただけの表現を見つけてくださいね!