#75 キャラクターは自分の分身である | なおくんの考えるネタ帳☆


ぼくの漫画には、主に5人(5匹?)のキャラクターが登場する。これらのキャラクターは、どれもぼく自身の分身のような気がするのです。今回はそれを言語化していきたいと思う。


  うさぎちゃん


うさぎちゃんは、メインでよく出てくるキャラクター。作者の話し相手役みたいな感じでもでてくる。むかし、好きな人からプレゼントでもらったうさぎのぬいぐるみ(口がバッテンになってる有名なうさぎ)をモチーフにして生まれたキャラクター。


うさぎちゃんの個性は、楽観的で、妄想好きで、人気者。


うさぎちゃんは楽観的。モノゴトをあまり深く考えずに、目の前のことを楽しみながら生きている。そして感謝するのが好き。(これは、ありがとうさぎ、ってのがあってそこから影響受けてる気がする)。


うさぎちゃんは妄想好き。未来のことを楽しく妄想する。楽しい未来を考えては、ひとりでいつもニタニタしてる。いつかぬいぐるみになって、LOFTに陳列されるのが夢らしい。


うさぎちゃんはみんなの人気者。とくに何かに秀でているわけではないのに、なぜか華があって、気がついたら周りにみんなが集まってくる。


  ねこちゃん


ねこちゃんは、うさぎちゃんの次によく出てくるキャラクター。うさぎちゃんとペアで登場することも多い。ねこちゃんは「ボールペンイラスト」の本で、簡単に描けるどうぶつ、みたいな感じで紹介されてたイラストを描きながら思いついたキャラクター。


ねこちゃんの個性は、怠け者で、ひとり好きで、探求熱心なところ。


ねこちゃんは、怠け者。とにかくいつでも寝ている。1日の半分以上は寝ているとか。努力とか働くことが大嫌い。食べて寝て、好きなことだけして生きていたいと思ってる。


ねこちゃんは、ひとり好き。気まぐれにひとりでいろんなところに行く。ひとりでいることが全然平気。みんなといるのもそんなに嫌いではないけど、ずっと一緒だと疲れるから、そんなときは、ひとりになる。


ねこちゃんは探求熱心。普段は怠け者のねこちゃんだけど、自分が好きなことについては、食べることも忘れるくらいにとことん夢中になって探求する。


  おばけくん


おばけくんは、登場頻度は少なめなんですが、ブログの読者さんからの人気は一番だったりする。(いや、調べたわけじゃないですけど。なんとなく。)おばけくんは、アメブロで漫画を描き始めて、しばらくしたころに、漫画の中のモブキャラとして描いてて偶然生まれたキャラクター。(す○っこぐらしのパクリではない。) 最初は、うさぎちゃんに話を聞いて貰えない、って設定で出てきたんですよね。おばけくんは、小学生〜中学生の頃の自分を反映したキャラクターです。人見知りで無口で臆病なところとか、そういうとこがよく似てるなぁ、と。


おばけくんの個性は、無口、臆病、癒し系。


おばけくんは、無口。よくおとなしいって言われる。自分の意見を言えないことで、悔しい思いをすることもある。だから、ペラペラと自分の意見を話せるひとに憧れている。


おばけくんは、臆病。おばけなのに臆病。「おばけなんだから、ニンゲンを怖がらせなさい!」とよくオトナたちに言われてつらかったらしい。怖がらせようと努力したけど、自分の方が先に怖がって逃げ出してしまう。おばけに向いてないのかな、と悩んだことも。でも、おばけだしなぁ〜などと。


おばけくんは、癒し系。怖がられるどころか、周りを癒すおばけくん。とくに、しゃべるわけでもないのに、よく悩みの相談とかされる。一緒にいるだけでなんか癒されるんだって。


  りんごちゃん


りんごちゃんも、登場頻度は少なめ。作者もいまいち、りんごちゃんの個性をつかみきれていないためである。どうぶつのキャラクターの中に、くだものをモチーフにしたキャラを入れてみたのがきっかけだったかな。りんごが一番描きやすくてわかりやすかったから。キャラとして「歌が好き」というのがあるんだけど、これはぼくが椎名林檎さんが好きだから、そこからきてる。音楽の話題をするときは、よくりんごちゃんが出てくる。


りんごちゃんの個性は、歌が好きで、隠れたスター性、地味なところ。


りんごちゃんは、歌が好き。わーたしー、うたが好きー。っていう感じで、四六時中マイマイクを持ちながら歌っている。いつか歌手になって紅白に出たいなと思ってる。しかし周りからは、いまどき紅白?wwwとも言われている。


りんごちゃんには、隠れたスター性がある。今はまだ発揮できてないけど、隠れたスター性があるのです。周りも気づいてないし、りんごちゃん自身も気づいていない。りんごって、横に輪切りにすると真ん中の芯の部分が星形になるんですよね。そこから思いついた設定。あと、リンゴスターっていう元ビートルズのドラマーの名前からも。


りんごちゃんは、地味。りんごちゃんは、インフルエンサーに憧れていろんなSNSをやってるけど、どれも全くフォロワーが増えないし、いいねもほとんどつかない。りんごちゃんは、地味で華がないからと思ってる。それに比べて、うさぎちゃんはなぜかみんなの人気者だし、SNSもたいして力入れてないのにフォロワーもいいねもたくさん。りんごちゃんは、そんなうさぎちゃんに嫉妬している。


  ことりさん


ことりさんは、登場頻度少なめ。主役というか、なにかの脇役みたいな感じで登場することが多いかも。ことりさんは、実家で飼われているインコがモチーフになっている。自分の干支が、酉年(とり)ということもあって、トリという動物にはなにか縁を感じている。


ことりさんの個性は、自由、プライド、個性的。


ことりさんは、自由。縛られるのがいや。自由に空を飛んでいたい。空を飛ぶのは、自由の象徴。しかし長い間ニンゲンに飼われてると、次第に空を飛ぶ能力を失ってしまうので注意が必要。


ことりさんは、プライドが高い。誰よりも高いところにいたいと思ってる。高いところから、世界を見下ろすのが好きらしい。自分よりも高いところにいるやつがいたら、すぐにそいつよりも高いところにいく。


ことりさんは、個性的。ことりさんはトリなのに、なぜか生まれたばかりの頃、魚たちに育てられてた。自分は魚なんだと思って、水中の息苦しさに耐えながら必死に泳ぐ練習をするも、一向に上手くならない。周りを見れば、努力なしにスイスイ泳いでる。自分には才能がないんだと思って、生きる希望を失った。だけど、あるとき、自分はトリであることに気づいた。海を飛び出して、空に羽ばたいていった。それ以来、ことりさんは、自分の個性を大事にして、個性を生かせる場所で生きるようにしている。