今日という日に「意味」なんてない(4) | なおくんの考えるネタ帳☆
ブログを書くことについて、月曜から連載形式で書いています。今日は4日目です。

【今日という日に「意味」なんてない】
(1)自分はからっぽ
(2)文章修行の日々
(3)ネット漂流
(4)ブログとWeb日記の違い←今回
(5)今日という日に「意味」なんてない




(4)ブログとWeb日記の違い



以前「さるさる日記」というWeb日記を書いていたと書きました。その時のような感動をもう一度味わいたい、という気持ちもあってここ最近ブログともう一度向き合っています。

だけど、何となくあの時と感触が違う。その違和感は何なのだろう?

と考えたら、

・ブログ=画用紙
・Web日記=大学ノート


という違いからくる、書き出すためのハードルの高さではないかと思った。

意味がわかりませんよね?

ブログが出てくる以前にあった、Web日記サービス。全てがそうかわかりませんが、少なくとも僕がやっていた「さるさる日記」というのは、本当に日記のように書けたのです。


例えば…


◆2013年9月25日 雪見だいふく
仕事帰りにコンビニに寄った。
雪見だいふくのクッキー&クリーム味を買った。おいしかった。
◆2013年9月24日 (無題)
冷んやりと空気も冷たくなった。
もう秋か…。
仕事は忙しかった。
◆2013年9月23日 特に…
休み。
特にやることもなくボーッと過ごした。
◆2013年9月22日 スタ丼
久しぶりにスタ丼を食べた。
◆2013年9月21日 (無題)
買い物行きたかったけど、面倒くさくなってやめた。洗濯物も溜まっているなぁ


わかります?
本当にただの日記でしょ??

ブログと違って、同じページに昨日までの記事も一緒に表示されるんです。アメブロでいうと、「コメント欄」みたいな感じ。前回までの記事を残して、新しい記事がその上に来る、という感じなんです。2ちゃんねるとか、かつてよくあった「掲示板」の形式です。大学ノートにダラダラと書き綴っていくようなイメージなんですよ。

それに対して、ブログは1つ1つの記事にまず「タイトル」があって、それをクリックすると1つのページに飛ぶ。1つ1つの記事が完全に独立しているんですよね。1日1日、真っ白な画用紙に新たに書くようなイメージなんです。

例えばね、



◆特に…
2013年9月23日

↑こういうタイトルがあったとして、
クリックするでしょ?


そしたら、本文が…









休み。
特にやることもなく
ボーッと過ごした。













え??これだけ??

特に… なんて期待させるようなタイトルで、これだけっすか??



このガッカリ感

こんなくだらない文章のために、クリックさせるなよ! ってちょっと思ってしまいます。


でも、それが上に書いたように「掲示板形式」で、流れの中にあると、同じ内容なのに、なぜかあんまりガッカリしないんですよね。

日記だと流れがパッと見れるんです。昨日までの流れが。ブログだと、タイトルしか見れない。本文を見るには、1回タイトルをクリックしなければならない。その一手間で、だいぶ印象が違うんですね。

日記だったら、全体を見てもらえるので、1日くらいつまらないこと書いてもいいんです。

だけど、ブログだと、1つの記事が独立しているので、1つでも意味のないことを書いたら、他の記事もクリックしてもらえない。


他の日は良い事書いているんだよ?!
今日はたまたまつまらないだけ!!

そういうのが通用しない。


僕がブログに感じていた、かつてのWeb日記サービスとの違い。ブログは1つ1つを独立して記事として書かなければならない。だから、その1日に何らかの「意味」を見出さなければならない。1日に印象的な「タイトル」をつけなくてはならない。

そんな無意識の強迫観念みたいなものが、僕がブログを書くときに苦しいと思っていたひとつの原因なのかもしれない。



次回(明日)は、


今日という日に「意味」なんてない


について書きたいと思います!
読んでくださりありがとうございました☆